原発事故の収束宣言が出されましたが、
新聞各紙が報道しているとおり、まったくそういうムードではないですよね。

そんな中、先日東京東雲のタワーマンションの人気が取り上げられていました。
ムム、なんで…???
ぼくの家はマンションの2階ですので、
震災の影響はCDラックが倒れかかっただけですみました。
いろいろな雑貨類が並び、壁にもかけてあるのでとても心配だったのですが…。
さすが日本のRC構造はすごい!!!と感心したものです。

ところが、しばらくたって当時の上司から
「実は家の中がメチャクチャになってしまったんだ。
新品のテレビも割れてダメになってしまった。」と聞かされました。
上司の家は世田谷のマンションの9階。
少々旧いけど、ぼくのマンションとそう大差はないです。築十数年。
液状化になってしまった地域や超高層にお住まいの方を除けば
みなこれくらいで済んだのだろうと思っていたのでとてもびっくりでした。

建物は剛性とじん性のバランスで構造計画されています。
つまり堅固にするか柔軟性をもたせるかのバランスです。
堅固にしすぎると折れやすい、柔らかくすると折れないけど曲がりやすい、
そんなことです。
物理としての原理はものさしを立てて横に揺らしているのと同じですから
やっぱり高層は揺れるわけですよね。
そりゃあそうだ。
免震、制震、耐震、といろいろ手法はありますが、
日本はやっぱり高層には不向きな風土じゃあないでしょうか!