こないだ、
漢字テストがあった小3長男。









元々漢字はわりと苦手で、


字を書くこと自体が
彼にとってはエネルギーをかなり消耗する様子。









それでもいつも、
決められた宿題は大人があれこれ言わなくても
本人のペースできちんとやっていくし、



好きな工作や製作や
巻物を作ったり 笑
とかしてる時には字を書くことも楽しんでいる。









長男作スピノサウルス









なので、


普段あまりわたしからは
何も触れないようにしてる、つもり

(字が汚すぎて読めない時は質問するけど笑)










うん、
つもり。


だったのだけど









最初に書いたように、
この間漢字テストがあったのです。








範囲が書かれたプリントを持ち帰ってきて、
『100点を目指そう!!!』
みたいなフレーズがそこに書かれていて





まだテストまでに数日時間があったので、
何回か、一緒に勉強してみる?
と誘ってみました。






そしたらその後、

範囲を3回ぐらいに分けて
書き取りして、
間違えた字だけ練習して、

て、とってもめずらしく
宿題以外の勉強をまあしたのですよ。











テストの結果は80点で、


「おお、よく頑張ったねえ〜」


と思ったのです。









が、
なんと満点になるまで追試!
とのことで






その後3回ぐらいかな、
同じテストをやってきたのですが




96点!



94点!




みたいな笑
めちゃくちゃ惜しい!結果で。










「もうちょっとで100点取れそうやけど、
悔しくないの?」





て、わたしが訊いたら





長男は、







「悔しいはずがないじゃない。」







と答えました。










??
言いまちがいかな?笑



と思って、







「悔しくないはずがないじゃない、
って言いたいの?」






と訊いたら、








「ううん。悔しくないんだよ?」







と、不思議そうな顔の長男。










「えっ、、、悔しくないの?!」







と、わたしも不思議がっていると、笑










「だって、僕は僕なりに頑張ったんだから」







って、不意に言ったんです。















     
ああ、そうだった。





悔しいことがあたりまえじゃない。








それは、
ただのわたしのなかの尺度で。




悔しいかどうか決めるのは、
長男の自由でした。



だって、長男の気もちだもんね。







そして




漢字テストの点数や、
母親であるわたしの反応や

そういう外側のものさしに
まったく揺らぐことなく


長男のなかに
たしかに尊く育っているつよさを感じて、







何とも言えない
うれしい気もちになりました。

  














わたしのなかで
小中学校あたりの漢字テストは
100点が普通なのだと
これまで思っていたところもあり、




当時は自ら誰かと比べっこしたりしなくて、
わたしはわたしで本気でマイペースで、
淡々と100点を取る、そんな子だったため
それ以外のパターンに実は無知なのだった、、、





 

わたしにもまだまだ、
思考や枠を拡げていく
伸びしろはあるなあ、と思いました。笑









今回、長男がわたしに対して
しっかりとじぶんの考えを主張してくれたことも
すごく頼もしかったし、うれしかったなあ。








漢字より、
何かができるよりも、


長男のそんな自尊心がうれしい。










とっても成長を感じる出来事でした。









読んでくださってありがとうございます🌟