先週のこと。




これだけは、
絶対書いておきたかった。












友だちのお家に向かうまでの
ドライブ中、




前の車に続いて
流れにのって前進してたのだけど、




ある場所を通り過ぎてから
ふと見ると


道の脇に、
横断しようと待ってた歩行者さんが居た。






―ああ、止まれば良かったな。




そう思ったけど
時既に遅しだったので、






次に同じような場面に出会ったら、
車の流れはさておき、止まろう。

と思った。








急いでいないかぎり
わりと止まるようにしてたのに、



その日 その時
通りすぎてしまったことは、

なんだか わたしの心に
ささくれみたいに残った。






で、
最近は気づいたら、
きちんと止まるようにしてる。








それで、
ふと 気づいた。









こうして、
世界は変わるのだ。












今ある流れにのることに
何の疑いももたず
通りすぎていったなら、



世界は永遠にそのままだ。







どれだけするすると流れていても、
たった一台の車が
歩行者の存在に気づいて止まったなら、
後ろの車たちはきっと止まるだろう。






反対車線の車たちも、
気づいて止まるかもしれない。





そうして
歩行者は道を渡っていく。






世界はこうして、変わるのだ。










流れにのる人を
批判したい訳じゃない。


流れにのったいつかの自分を
後悔していたい訳じゃない。







流れにのることに疑問を持ったなら、
次は立ち止まり、
選びなおしてみる。








その繰り返しで、
世界はきっと変わるのだ。







私たちには、
まだまだ出来ることがある。




私たち一人ひとりには、
計り知れない力がある。