きのうは夫のおかげで
ひとり時間を持てた↓↓のですが、




実際は、

 



ひとり時間、作らなきゃ!




と、
ひさびさにつよく思った
出来事がありました。





じつは、
その前の三連休の中日に
ひとりになりたすぎて、
プチ家出をしたのです(^^;





と言っても、
夫と子どもたちが歯みがきをしてる間に
ゴミ出しに黙って外へ出て、
そのまましばし外を歩いてきたという


時間にして10分少々の
超プチ家出でしたが、、笑




えへ。笑




引き金は、

晩ごはんの席についた長男が
「えー、これ嫌だよ」
「これにこれ浸けたら台無しやんか」
みたいな、
不満発言を何度もしたこと。



いつもなら
そんな発言、流せるのです。




でも流せなかった。






すごくかなしくて、
めちゃくちゃ腹が立って、


黙って長男のサラダの皿を下げて
きゅうりについてたディップを洗い流して、
長男の前にもっかい出して。




そのあとも話す気になれなくて
黙々と片づけをつづけて、



ゴミ出しとともに、
プチ家出。









原因は、
とっても疲れてたこと。



体力的に、というよりは
子どもたちとずっと居て
ずっと話しかけられてたことで
しずかな時間がなくて、
精神的に疲れてた。





疲れるまでに至った原因は、

「ひとりの時間がほしい」

と、わたしが言わなかったこと。






言えなかったんじゃない。





あえて言わなかった。








夫の仕事が
しばらくずっと忙しくて、


それでも週末ごとに
子どもたちの習い事の付添いや遊び相手や
家のこまごまとしたメンテナンスまで、
夫はいろんなことを
めいっぱいやってくれていた。



そんな夫が
「出かけてきていい?」
と、釣りに行く時は
快く送り出していたわたし。



夫が黙って出かけることはないし、
夫が出かけていくこと自体に
不満はなかったはずだった。




わたしはわたしで
子どもたちの相手に疲れたら、

「疲れてきたから、
そろそろ帰ってきてー」

と、夫にLINEを送って
早めに意思表示もしていた。





でも、

「わたしも、ひとりになりたいんだけど」

とは、言わなかったんだよね。






わたし自身は

平日は、
次男くんのお世話の合間に
実質ひとりで過ごせる時間もある。

(いつ起きてくるか、わからないけど。)




それに、
次男くんを連れてなら
行きたい場所に自由に行くこともできる。

(抱っこも重いしお世話もあるし、
まったく自由に、は無理なんだけど。)






こんなふうに先に考えて、

(ほんとはこうなんだけど)

をカッコの中に閉じこめて、
言葉にしないまま
見ないふりしてしまってた。






ゴミ袋を抱えて
家を飛び出して、



玄関の鍵を
がちゃん。とかけたら、



夜風が肌にとてもつめたかった。




スマホとキーケースだけ持って、
ゴミ集積所からわが家を通り過ぎて
ぐるぐると歩いた。



でも、
何も考えなしに飛び出したから
上着も着てなくて。





「頭を冷やす」

とはよく言ったもので、


近所の道を
ぐるぐると歩き回るうちに


頭も身体も
すっかり冷えてきて、


「11月になったばかりの夜は
こんなにも寒かったっけ…」


と思うころには
気もちも落ちついていた。








家に帰って
玄関のドアをしずかに開けたら、

ムスメが
「かあちゃん、どこ行ってたんー?」
と明るく訊いたきり、


だれも何も訊かなかったし、
だれもわたしを責めたりしなかった。








カッコの中の言葉たち。


わたしのだいじな
微細な感覚たちに。


ただ ただ、
声をあたえればよかった。





赤ん坊が
オギャーオギャー、
と泣くように。





オギャー
が、ほんとうは

お腹がすいた でも
抱っこしてほしい でも

いったいなぜ泣いてるのか
たとえわからなかったとしても。







きのう、夫が
「きょうは何か予定ある?」
「何かしたいこととかある?」
と訊いてくれた。



訊かれなくても、
声にしてみようと思っていた。




「ひとりになりたい、かな。」





カッコの中の言葉たちに
声をあたえたら、
それだけで世界がぱっと拓けた気がした。












きれいな言葉にしなくていい。
まとまってなくてもいい。



しらずしらずのうちに
澱がつもってあふれてしまうまえに。



言葉にならないこの感覚に、
声を、あたえよう。