きょうは妊婦健診に来てます。
クリニックとても忙しそう!
ひさしぶりに待ってる間に更新。
じぶんのなかの、タブーを超える。
というお話。
この記事☆のつづき。
たとえば
ピーナッツバターサンドを食べてみる
とか。
わが家では、
いま小1のムスコが4歳の時に
ピーナッツアレルギーが発覚。
それまでに小魚ナッツ、のようなおやつを
食べさせたことがあったので、
「ピーナッツは食べたことあるし大丈夫」
と信じていて、
夫とも確認しあって、
親戚から頂いたチョコボール(ピーナッツ)を
たまたま、ある日曜のおやつに出した。
一粒目を食べ始めたばかりの
チョコ好きなはずのムスコが、
「苦い~!!これ、キライ!」
と言って、
ベーっと出したのです。
「口が痛い」
と、さらに半べそ。
見ると
口の中や周りも少し赤く腫れていて、
これはアレルギー反応だ!
と、確信。
今までも口にしたことはあったはずなのに。
今日は体調が悪かったのかな?
と思ったり。
その後、特に変わった様子はなく
いつも通り過ごしていたのですが
夫と子どもで入浴していたら、
じんましんがたくさん出てきて。
(アレルゲン+入浴は禁忌なんですね!
全然アレルギーの知識がなかった私たち。)
そこから全身をものすごく痒がって
寝かしつける頃には嘔吐も。
鼻水なんかも出てきて、
これはまずい、と
夜間救急へと車を走らせました。
幸いなことに、
夜間診療所はわが家から車で10分の距離。
でも、
この10分の距離が
いつになく遠く感じて、
長くもどかしい道のりに思えた。
後部座席に乗せたムスコが
ほんとうに息をしてるかしら、
と、すごくすごく心配で、
運転しながらずっと声をかけたり、
振り返ってたびたび確認したり。
心臓がバクバクして、
気が気でなかったです。
応急処置の服薬を済ませ、
落ち着いてる様子をしばらく確認して、
ぶじに帰路につきました。
後日、血液検査をしたところ、
ピーナッツのみ強いアレルギーとの判定。
今まで食べてたつもりが
きわめて微量だったのか、
口の中は当時から痛かったのか、
今となってはわかりませんが。
ムスコのなかでは
「ピーナッツアレルギーだから食べない。
そもそもキライだから、食べたくもない。」
という整理になっており、
“好きだけどアレルギー”
とかじゃなくて良かったな、と
ある意味ほっとしました。
それ以来、
ピーナッツ入りの食品を置くこと
ピーナッツ入りの食品を食べること
をムスコだけでなく、
私たち家族もずーっと避けてきました。
保育園や小学校の遠足で
お友達とうっかりお菓子交換しないよう、
細心の注意を払ってもらえるよう伝えたり。
けど、
実はわたし、
ピーナッツバターが
大好物でして。
それで、
つわりが落ち着いてきたころ、
むしょーーーーに
ピーナッツバターサンドが食べたくて。
思わず、
スーパーで手に取った。
いま買って帰ったら、
ムスコがいないうちに食べられる。
でも一気に全部は食べられないから、
ムスコのいる時間帯にわが家に
ピーナッツが存在することになる。
これ、どうしたもんか。
と。
イヤイヤイヤ、
ムスコ、もう喋れるし!
言うたらわかるし!
むしろ、
「ピーナッツ」て文字読めるし!
なんなら、
「ピーナッツキライやから
そもそも食べまへん」
て、本人が言うてたやーん!!
(ムスコはこんな口調では言うてませんが笑)
完全に、
“わたしのなかのタブー”。
わたしが、
アレルギーに気づけなかったことに
実はずーっと罪悪感を持ってたんだと思う。
いや、気づかんて。笑
思いきって買ってみて
家でムスコに説明したら、
「うわ!
オレのキライなやつやー!」
と言って、
ピーナッツバターサンドには
みごとに近寄らなかった。
あら、わたしは
何を心配してたんでしょう。笑
タブーにくっついてる罪悪感。
肩の荷を下ろしたら、
罪悪感というお荷物に付属してたわたし
に気づけたよ。
ムスコよ、
カラッと嫌がってくれてありがとう♡笑