電車内で・・・四力が緩んだ瞬間、バッグを持っていない空いた方の手首を握られた。手から伝わる力から抵抗できないことが分かる。自由を奪われた手は、男の腰の辺りまで引っ張っていかれた。指先に感じる熱いもの。それを避けようとすると強い力でゆすぶられる。何度も繰り返され、とうとう観念して、その熱いものを握りしめた。
電車で、・・・3痴漢?二人の男の間から逃れようとしたが私の力では、どうしようもないことがしばらくすると分かった。じたばたしてもしかたがない。じゃ、このドアが開くのは、6つ目だ。約十分。そんな思考になった時、男達は、観念した私を察したかのように、押し付けた力をすぅっと抜いた。
電車で、電車はスシ詰めというほど混んではいない。私の後ろの二人の男が体を押し付けているのだ。私より15センチ以上大きい二人が私を押し付けている。周囲の乗客には、二人の男の前にいる私の存在には、気付いていないだろう。二人の男は私の存在を消すかのごとく私をドアに押し付けている。