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江戸時代初期、ここに川を挟んで店を構えていた播磨屋と櫃屋が、
お互いの行き来のためにかけた私設の橋でしたが、いつの間にやら
往来が多くなって公道となり、城下の中心商店街として辺りは発展とのこと。

ここは当時、「よさこい」の歌にまでされてしまった、
純信お馬のスキャンダル発覚の地でもあるわけですが、
現代の感覚ですと、なんでそこまで大騒ぎになるのか、
全くピンと来ない(=別にどうでもいいんでは??)…
というのが正直なところかとも(^^;
まぁ、それほどまで当時は、身分やしきたりでがんじがらめ…
ということを反映しているのかもしれませんね。

そして現在、車などが通る“ホンモノ”のはりまや橋は石造りのものとなってますが、
昭和33年から平成9年までは、車道と歩道の間に朱塗りの欄干があり、
当時の「はりまや橋」の写真といえば、必ずその欄干を写したものだったような…。

でも、朱塗りの欄干が完全に消えたのかといえばそうではなく、
まず、“ホンモノ”のすぐ脇に、江戸期のはりまや橋を再現したものがあり、
また地下広場には、かつて昭和期の朱塗りの欄干やもろもろの解説展示があるなど、
地元の人たちの橋への想いも、それだけ深いものなのかなと、想った次第です。

     [見学日:平成22年1月9日]