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JR和歌山駅の和歌山城とは反対側の出口から徒歩数分のところ、
来迎時の境内に、この太田城跡の碑はありました。

秀吉による紀州攻めの際、根来衆と太田衆の残存勢力数千が、
最後の砦として立て籠もっていたのが太田城です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E5%9F%8E_(%E7%B4%80%E4%BC%8A%E5%9B%BD)
堅固な城ではありましたが、いかんせん兵力差は10倍以上。。。
なんとか1ヶ月は持ちこたえましたが、水攻めされた末、ついに開城されたのでした。
そして、首謀者53名とその女房衆23名とは、さらし首にされましたが、
残りの城兵は命を助けられ、開城後はすぐ農業に従事出来るよう配慮がなされたそうです。

現地で情報集めてみるまで、私はかつてこのような城があったことすら知りませんでした。

   [撮影日:平成21年4月19日]