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和歌山県の3万年の歴史を紹介する常設展「きのくにの歩み─人々の生活と文化─」に加え、
企画展「絵図を読む2―和歌山再発見 お城に殿様がいたころ―」とが開催中。
入場料は260円と、さすが公共の文化施設だけあってお安いです。
http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/

県内から弥生時代の遺物として発見された銅鐸が、実は島根の遺跡と同じ型のものだったとか、
古墳時代の遺跡からは馬用の甲冑(朝鮮式??)まで出土していることだとか、
戦国時代、紀州には強い勢力を持った大名は育たなかった代わりに、
根来衆や雑賀衆など、規模は小さくとも鉄砲で武装し恐れられた集団等が割拠してたとか、
紀州の特異な歴史が感じられ、とても興味深かったです。

   [見学日:平成21年4月19日]