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先にご紹介した「秩父事件資料館 井上伝蔵邸」が併設されているほかにも、
ここでは「龍勢」自体資料展示(有料)も行われ、時季を問わず、
龍勢について学べるようになっています。
http://www.ryusei.biz/facility/facility.html (龍勢会館)
http://www.ryusei.biz/festival/ryu01.html   (龍勢の解説)

パラシュートを開かせたり、色煙を出したりする技術は、昼花火の世界でもよく知られています。
しかし、『花火』は打ち上げ筒に火薬を仕込み、その一瞬の爆発を以って打ち上げられるのに対し、
『龍勢』はロケット噴射のような方式で上がる点が特色。打ち上げ時の衝撃が少なく、
色々な仕掛けが搭載できるという利点がありまして、昼花火より多彩な演出が可能なのだそうです。

もっとも、最初にパラシュートが開いてくれませんと、龍勢は即座に地上に墜落。。。
そしてそれからしばらくは、落下地点で煙や火花が出続ける…という事態になるわけですが(^^;

NASAの関係者も注目したというこの吉田龍勢の技術を守っているのは、現在二十七流派。
実際の現場で半分近くが墜落していた状況からも、成功させる難しさが伝わってきましたけれど、
一方ではだからこそ、うまくいった際に関係者が異様なほど喜びを爆発させていたのも、
わかる気がしました。

       [見学日:平成19年10月14日]

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★参考記事
http://blogs.yahoo.co.jp/gionkashiwazaki/37392262.html 秩父事件資料館 井上伝蔵邸
http://blogs.yahoo.co.jp/gionkashiwazaki/37234766.html 椋神社の龍勢(1)
http://blogs.yahoo.co.jp/gionkashiwazaki/37285050.html 椋神社の龍勢(2)
http://blogs.yahoo.co.jp/gionkashiwazaki/37293319.html 椋神社の龍勢(3)
http://blogs.yahoo.co.jp/gionkashiwazaki/37598799.html 椋神社の龍勢(4)