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毎年秋に奈良国立博物館で開催される「正倉院展」は、今年で第59回目。
前々から興味はあったのですが、なかなか行けずで、ようやく初観覧出来ました。
http://www.narahaku.go.jp/exhib/2007toku/shosoin/shosoin-1.htm

東大寺の宝物庫として約1250年前に建てられた正倉院は、
実に9,000点以上におよぶ宝物を現在に伝えています。
そして、今年公開されたのはそのうち70点。。。

法要の折にお坊さんが手に持って焼香したという「紫檀金鈿柄香炉(したんきんでんのえごうろ)」
(写真参照)、当時の大道芸人の姿などが描かれた「墨絵弾弓(すみえのだんきゅう)」などの
異国的雰囲気の豪華宝物から、筆,墨,硯,布,蜜蝋といった都の生活用品まで、ジャンルは多岐。

一時は入場制限もかかるほどの混雑ぶりの中、全展示見終わるまで正味3時間くらいを要しましたが、
そりゃ、せっかく行ったからにはじっくり見ませんとねぇ(^^;

なお、当日券は1000円ですが、JR西日本の窓口などでの前売券は900円(常設展示も観覧可)。
今年の会期は、10月27日から11月12日までとなっています。

    [観覧日:平成19年10月27日]