イメージ 1

いままでは、紀三井寺のスポット紹介のみしてきましたが、今回はその寺自体について…。
★ ★ 紀三井寺HP ★ ★
http://www.kimiidera.com/

創建は770年。「紀州にある、三つの井戸が有るお寺」という名前の意味とも言われ、
境内には、清浄水(しょうじょうすい)、楊柳水(ようりゅうすい)、吉祥水(きっしょうすい)
の三井より、今も清水が湧いています。

また、豪商・紀伊国屋文左衛門の結婚・出世は、この寺に詣でたのがきっかけとか。。。
お寺のHPによりますと、以下のようなエピソードが元で「結縁坂」という名前がついた
とされています。“坂”とは呼ばれているものの、実際には231段の急階段ですヨ。

『江戸時代の豪商・紀伊国屋文左衛門は、若い頃にはここ紀州に住む、貧しいけれど孝心篤い青年
でした。ある日、母を背負って紀三井寺の表坂を登り、観音様にお詣りしておりましたところ、
草履の鼻緒が切れてしまいました。困っていた文左衛門を見かけて、鼻緒をすげ替えてくれたのが、
和歌浦湾、紀三井寺の真向かいにある玉津島神社の宮司の娘「おかよ」でした。
 これがきっかけとなって、文左衛門とおかよの間に恋が芽生え、二人は結ばれました。
 後に、文左衛門は宮司の出資金によって船を仕立て、蜜柑と材木を江戸へ送って大もうけをした
のでした。
 紀伊国屋文左衛門の結婚と出世のきっかけとなった紀三井寺の表坂は、それ以来「結縁坂」と
呼ばれるようになりました。』

嵐をついて江戸へ船出出来たのは、奥さんの実家からの手厚い援助が大きかったワケですね~。

―――
(いままで記事にした紀三井寺スポット)
ソメイヨシ標本木
http://blogs.yahoo.co.jp/gionkashiwazaki/30923689.html
文塚
http://blogs.yahoo.co.jp/gionkashiwazaki/30965630.html
三井水
http://blogs.yahoo.co.jp/gionkashiwazaki/31009368.html