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1日だけ休暇を取りまして、沖縄の首里へと日帰りで行ってきたところです。
残念ながら、今回は旅行ではありません。。。
今年3月に急逝した友人のご実家へ、お線香をあげさせていただくため、出かけたのでした。

友人とは学生時代、よく一緒にお昼を食べていた仲でしたが、卒業してから後は、
すっかり年賀状のみの交流…。ご実家から「亡くなった」とのお手紙いただいたのは
今年の6月でして、伺うのが随分と遅くなってしまいました。。。

こういう形でお線香をあげさせていただくこと自体、私はこれが初めてです。
その点、実家の母からいろいろ事前サポートしてもらえたのは助かりました。
「お香」と「おかき」をお供え物に持って行きましたが、こういう時のため、
デパート側も写真のような柄の包装紙や袋を用意してたりするんですね。
私はそこまで全く気が回りませんで、まだまだ未熟であります(^^;

沖縄のご実家には、結局2時間ほどお邪魔していました。ただ、こちらはもう長いこと会っておらず、
本人に関してお話出来るようなことは、数えるほどしか記憶に残っていませんでした。
ご両親にしても、彼とは年に2回くらい会っていただけ、、、とのこと。ここ数年は、
中小企業でシミュレーションソフトの開発に携わっていたらしいのですけど、
どんな仕事ぶりだったのかなど、具体的にはご存知ない状態でした。
悲しいかな、話題を出し尽くしてしまった感もあった、2時間でした。

また、そもそもその前にお線香をあげる際にも、無意識に手が震えてしまったり、
合掌の前に“りん”を叩き忘れたりと、我ながらかなりぎこちなかったです。

でも、話題が続かなかったとかお線香の作法をミスったとかは、あまり重要なことではなかったと
思ってます。私はおいとまする際、彼のお母さんから手を握られ、こう言葉をかけられました。
「ご両親には顔を見せに帰ってあげてくださいね。」
今回の沖縄訪問、すべてがこれに集約されてた気がします。

なお、那覇市内は、クリスマスっぽいイルミネーションが点灯はじめていましたけれど、
気温はまだ余裕で20℃を超えている気候。帰ってきた東京は・・・、やはり寒いですね。