昨日、団体旅行のバスで片貝まつりへ行ったのですが、その途中で通ったのが小千谷大橋でした。

中越地震で皆川優太ちゃんの車が埋まった妙見土砂崩壊現場は、このすぐ近くになります。
川の対岸の道から、いまでも土砂の崩落箇所を見ることが出来ます。

復旧させるのか、現場を保存するのか、だいぶ時間をかけて検討されたそうですが、結論は“復旧”。
いまだ工事は継続中で、まだまだ震災復興の途中なんだなぁ…と、ふと気づかされた一瞬でした。

救出の際、当初は「女の人の声がする」とも報道されましたが、助かったのは優太ちゃんだけ…。
(一緒に乗っていたお母さんとお姉ちゃんは、即死状態だったといわれています。)
私はずっと「現場が混乱するのも無理ないよなぁ」という受け止め方だったのですけど、
「きっと、亡くなったお母さんが助けてあげたかったんですよ。」
という今回の添乗員さんの一言は、目からウロコ・・・でした。