出張から戻る新幹線で、通りすぎた生まれたまち。最近は親も歳をとってきたのでよく帰るまち。

でも、ふだんは在来線で行き来しているので、こんな風に見ることはなかなかない。


よく知る道に、よく知るお店、ランドマーク的な建物が飛ぶように過ぎて行く。


子どもの頃よく行った河原。

高校、病院。

あの頃が詰まったまちも、

時速300キロだとほんの一瞬だ。


夢しかなかったあの頃が詰まったまち。

小さいまちだったんだな。

いつまでも大切なふるさと。



毎度毎度のことだか、

「演じる」とか、「憑依」とかの言葉は

もはや役所広司の前では何の意味も持たないのだと思い知らされる。


「すばらしき世界」西川美和監督作品。

役所広司はこの映画にいない。

そこにいるのは、ただただ母の愛を求め続け、叶わなかった三上という不器用に生きる中年男だ。


殺人の罪の刑期を終えて所謂裟婆に出てきた三上。

その何とも生きづらそうな振る舞いに、

「人が社会で生きていくためには、それじゃダメなんだよね」と心の中で何度も突っ込んだ。


だが、後半、徐々に社会性を持ち始めた三上の行動に何故かガッカリする自分がいた。
弱者への虐めをただ見つめる三上には、
「何だよ、やっちまえ!それじゃ三上じゃないだろ」
と暴力的にけしかけたくなった。
でもやっちまったら、この社会で生きていくことはできない。


いったい社会のルール、秩序は誰が決めて、

誰が守るべきものなのか?

所詮、一部の人間の価値観ではないのか?


だとしたら皆が皆、本来の人間性を抑え込んで生きることは幸せなんだろうか?

と思っていると突然のエンディング。

良くできている。
苦しい映画だが、時々くすりと笑える場面があり、ホッとさせられる。


観賞後1週間経つが、今も考え続けている。

という事で(詳しくはその1ご参照あれ)
突然ですが、
煉獄杏寿郎は、ほぼほぼ弁慶です。
(私の薄っすい知識と独断で言ってます爆笑)

あ、以下、ネタバレありますが、コミックで公開済みの内容なんですよね?

映画では、カッっと瞬きなしの見開いた眼で、駅弁何十個も爆食いもぐもぐしながら、
うまい!うまい!」の大声連発で画面に登場する煉獄さん。
あまりの異様な光景に主役の炭治郎たちもドン引きびっくりしてます。
私も「よくある火事場の馬鹿力発揮する、脳ミソ筋肉💪のサブキャラかな?」と油断して観てました。

ところがところが、この煉獄さん。
実は、亡き母上の残した
弱き人を助けることは、強く生まれた者の責務です」という言葉を心の礎に、
鍛錬を惜しまず、炎の呼吸🔥を極めて
鬼殺隊を支える柱にまでのぼりつめたという、
選ばれし者。

↑そういう設定も初見の私は全く知らずニコ
「なんか変な、暑苦しいの出てきたよキョロキョロ」くらいの感想でした。

それが、この"無限列車"に巣食うボスキャラの鬼、厭夢が操るの中で、煉獄さんの生い立ち、人となりが明らかにされて行くのです。

煉獄さんと同じく選ばれし柱だったけど、妻(煉獄ママ)の死をきっかけに酒に溺れる父。煉獄さんが柱になったことを報告しても父はそれはそれは冷たい態度えーん。それなのにグレたり腐ったりするどころか、母の愛を知らない幼い弟(煉獄さんと同じ髪色🔥だけどちびライオンみたいでかわゆすラブ)に、兄として精一杯の愛情を注ぐ。強くて真っ直ぐで、と言ってもまだ齢二十歳の青年。

もう、この人物設定だけで、健気さ爆発、切なさ全集中ラブ
歌舞伎によくあるダメ親に孝行娘、借金親に賢い息子とかのお話っぽい。

さらに「うむ!」「よもやよもや」と溌剌とした発声で繰り出される台詞もほぼほぼ歌舞伎仕様。

そして何より、抜群に強いのに、機転も利き、
「自分の責務を全うし、人に尽くす」
というブレない生き様は、まるで勧進帳の弁慶。

思い返せば、煉獄さんのあの初登場の駅弁爆食いシーンは、
弁慶がお酒を勧められた場面で見せる滑稽な表情とダブる。
人間離れした超人が思いがけず見せる人間くささはもはや魅力的でしかない。

鬼の術によるうたた寝から目覚めて、
よもや、よもや、柱として不甲斐なし
とずいずいと敵に向かう姿には、
「待ってました!」と大向こうさんの掛け声が聴こえてきそう。

何より闘う姿は、とにかくしなやかで美しく、強いムキー強いムキー!これも、歌舞伎の、んー、
いや、これは、この映像美は日本アニメの底力ですね、万歳🙌ufotable🙌COOL JAPAN‼️


初登場とのギャップ萌えの術中にまんまとハマり、どんどん煉獄さんに魅了されていく鬼滅初心者🔰初見の私ラブラブラブゲラゲラ

さらに煉獄さんは、
初めてのチームで仕事をする少年(部下)たちの適性も僅かな時間で判断し、
上から目線でなく仲間として的確な指示を与え、
(これ、今、いろんなビジネスサイトで理想のリーダー論としてよく語られてます)
無限列車の乗客を誰一人死なせず、大勝利ゲラゲラ✌️
なるほど🙌!面白かった!ハッピーエンド🎉

となったところで急展開⚡
とんでもない幕切れが待ってますガーン滝汗笑い泣き笑い泣き笑い泣き

そこからは、え!え?え!?
あ!あ?うわーーーん😭 

「老いることも、死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ」
「強さというのは、肉体のみに使われる言葉ではない」
「俺は俺の責務を全うする」
とんでもない怒涛の大激闘の中で、繰り出される名言の数々。

呆然としながらも最後は、竈門少年とともに叫んでました「バカヤロー!煉獄さんは、負けてないーおーっ!おーっ!おーっ!」(心の中で)

あとは、
この映画のラスボス上弦の参の鬼猗窩座から、
杏寿郎♥️鬼になれ」「杏寿郎」と
初対面なのに何故か何度も馴れ馴れしく下の名前を呼ばれる煉獄さんの不思議なアイドル性や、

「会ったばかりだが、既に君が嫌いだ」と、少女マンガの潔癖女子ポーンみたいな煉獄さんにも笑ったけど、

三人の少年に言葉を遺すときに、
「竈門少年、猪頭少年、黄色い少年、」
と善逸を黄色と呼んだ(けっこうテキトーだなニコニコオイッ)のもツボ🤣りました。

と、なんだかんだで、先週まで、何の知識も無かった(何度も予告編観てたのに一切興味無しだった)のに、一昨日は我慢できず、日比谷のIMAXシアターでリピート鑑賞(日本橋より泣いてる人かなり多かったえーん笑い泣き笑い泣き笑い泣きえーん)してる始末です。

思えば、歌舞伎の演目「連獅子」大好物の私。
煉獄さんのビジュアルは、まさに
獅子のたてがみのようなロングヘアー(金髪だけど)で、お顔はアイラインばっちりの隈取りのごとく凛々しさ満面。
愛情と厳しさを併せ持つその佇まいは、まるで親獅子のよう。

もう、これは、ONE PIECE、NARUTOに続き、
歌舞伎上演すべき!
是非に是非に!

と思ってたら、昨日のニュースで
「早くも歌舞伎化?」なんていうのが出てたり

ところが、早速、猿之助さんが
ガセ情報と発言されてたり、真相ニヒヒこれ如何に。

炭治郎役は、団子くん、染五郎くん、との声が出ているとか?

煉獄さん🔥は、うーん真顔
纏うオーラと迫力とお人柄は、この前高崎駅で煉獄さんパネルと写真撮ってた海老蔵さん爆笑がイチ押しですが、案外、隼人さんとかもいいかも。

実現したら、歌舞伎ファンもさらに増える!
京都南座では、東京で中止になったコラボ企画がいよいよ始まることですしね🎵

「相乗効果で良くなろう♪」って歌、なんかあったよね?

もはや日本経済を支える柱、100億(目標300億?)の男になった煉獄さん、

頼もしいが大渋滞ラブってか、
全集中🙌