前半に頂いた作品は「気楽爺の日日是好日457-1」に掲載させて頂いております。


 俳景 



景俳句コーナー

 川となり桜と散って橋の中

マフダ さん

 やわらぎはわびさびなごみオモテナシ

papakatura    さん

 桜花いかだとなりてはるなごむ

papakatura    さん

 異人の目うららかに時差ぼけている

papakatura    さん

 川に桜見上げて桜春がきた

ぴんくのかえる☆    さん

 ぼんやりと橋の上から川花見

ぴんくのかえる☆    さん

 満開だ日本の桜咲き誇れ 

ぴんくのかえる☆    さん

 花筏黄金の鯉跳ねる朝

ramune    さん

 花筏厚くして小舟動かず

舞踏シューズの独り言 さん

 青空を塗り尽くしてや花筏

舞踏シューズの独り言 さん

 散り尽くし川面の空は桜色

舞踏シューズの独り言 さん

 行く春を惜しむが如し花いかだ

ぶーにゃん さん

 橋渡る川に名残の花筏

春花 花 さん

 花いかだ旅立つ息子見送って

crane−house    さん

 城濠の風が棹さす花筏

野菊 さん

 船頭は水の妖精花筏

野菊 さん

 花筏海の手前の枯木灘

マック さん
 みよしのも熊野にながれ果ての花
マック さん
 花弁の浮かぶ川面の寂しさよ
ヤヒロ さん
 花筏反り橋を発ち彼岸へと
秋月の俳句 さん
 春嵐ピンク渦巻く烏城かな

himadan    さん
 一休み桜の下のNinjaかな

himadan    さん

 

俳景短歌コーナー

 花筏乗って流れる夜桜よ

  何を思うか金の桟橋

マフダ さん

 いつしらで片を失ひ花筏

  終はひとみの奥とどめたし

mikkon さん

 川の水星の数ほど桜花弁

  得て蛇行して龍に変ずる

てんぱりまっくす さん

 飛ばずとも確かに龍はここにあり

  桜の花弁を鱗と成して

てんぱりまっくす さん

 水を得た魚のように川の水

  桜花弁得て龍うねりくねる

てんぱりまっくす さん

 ゆったりと流れるままの花いかだ

  誰が言ったか乗れもせずのに
ぶーにゃん さん
 愛車駆り川渡る橋に見ゆるのは
  亡き父の姿 桜愛でる声
グランフェッテ さん
 用水の淀みに漂う花筏
  花見賑わいしばし留めん
やままかみ さん
 いつの間に消えてしまうか花筏
  水面の中へ人知れず散る
take1    さん
 マッチ擦る束の間海に霧深し

  ライターこする親指にタコ

 マック さん
 

俳景都都逸コーナー

 なにを思ひて桜の花ぞ

  流るるのみや太鼓橋

原遊子 さん

 桜散りゆく吹雪に莚 

  水に落ちては花筏

温泉大好き さん

 花の筏がどんぶらこっこ

  やがて連なり帯となる

4649兄さん さん

 春の光にまばゆい桜 

  やがて儚き花筏

神奈川センターフィールド さん

 太鼓橋から見上げる桜

  水面に落ちて花いかだ

ぶーにゃん さん

 夢か現か幻かしら 

  三途の川まで花筏

粋ちゃん さん
 ついてゆきます水棹(操)を立てて 

  そこが三途の川とても

粋ちゃん さん

 


お名前の間違えや誤字が有ればコメントからお知らせ下さい。


 

〈御案内〉

このブログには俳句や短歌、銀細工に関してとても素敵なコメントを頂いております。

皆様も俳句や短歌と一緒に楽しんで頂ければ幸いです。



日日是好日