俳景 

この間 やたらカラスが鳴くんで外へ出て見ると

お隣の柿の木に、木守りなんじゃろうの

たった一つ残った柿にカラスが群れておってな

やかましい事じゃった。



竹垣の向こうに実を一つ残した柿の木を置いて見たのじゃ。

この時期カラスが里に降りてきて

ゴミを荒らしてお困りの方もいらっしゃると思うのじゃが、

楽しい作品にしてコメントから投稿して下され。


勝手ですが投稿はお一人三作品まででお願い致します。


俳景俳句コーナー

 本当だ・・・枝にしっかり柿1個

takaiiotoko    さん

 柿一つカラスと分ける老い一人

齊藤大柳 さん

 柿の木のカラスに安堵熊の年

齊藤大柳 さん

 木守柿カラスとひよどりにらめっこ

Green Keeper    さん

 冬寒いカラスかーかー鳴くは悲しげに

grggrg    さん

 木守柿鴉啄む姿あり

ぴー さん

 遠くからゴミをねらってる黒い影

ぴんくのかえる☆    さん

 夕焼けに寝床へ帰るカラス達

ぴんくのかえる☆    さん

 気づいたら散歩カラスが庭歩く

ぴんくのかえる☆    さん

 忘らるるさだめの傘よ木守柿
ハイジ さん
 木守りは木の子を増やす手段成り
dekokakaka    さん
 生垣に何も咲いてず冬景色
dekokakaka    さん
 からすさん冬でも元気柿食べる
dekokakaka    さん
 冬鴉残り柿には福があり
ramune    さん
 夕焼けに木守柿がカラス待つ
ramune    さん
 柿の実を啄む鳥ら渋残す
タイド さん
 見上げれば柿の実まばら秋の風
里山みのきち さん
 甘柿に烏飛び交ひ集ふかな
こめっ子 さん
 嘴の四方八方木守柿
nsumax    さん
 ゴミの日は烏と格闘知恵比べ
radio1972    さん
 木守柿喰うわ鴉の勝手でしょ
秋月の俳句 さん
 空の風ゆれて凍える柿ひとつ
雨ニモ風ニモガンニモ負ケズ さん
 
俳景短歌コーナー

 柿の木もカラスも仲よく歌ってた

   主なき地はいづれ雪やま

mikkon    さん

 雨雲が踵を返し逃げて行く

  木守柿はほら自然のランタン

てんぱりまっくす さん

 木守柿案山子がいないその間

  ここらの安らぎ静かに見守る

てんぱりまっくす さん

 木守柿案山子と並ぶツートップ

  ここらの安らぎ見守る燈台

てんぱりまっくす さん

 烏鳴く声を頼りに見上げれば

  少ない柿を餓鬼の如くに

里山みのきち さん

 電線のカラスが狙う柿一つ

  甘柿だろか渋柿だろか
radio1972    さん

 朝靄に日差し輝く家のかど

  烏集まる熟し柿なり

かわのひかる さん

 声がして宙見上げればたわわなる

  赤い柿の実烏なり

かわのひかる さん

 烏啼く耳澄ませば朝霧に 

  集いし群れの冬の支度よ

かわのひかる さん

 

俳景都都逸コーナー

 カアカアと鳴く数羽の烏

  柿争いて実は下に

里山みのきち さん

 一つ残った柿の実見つけ

  カアカア烏の連絡網
radio1972    さん
 カラスは我が子可愛さゆえに 
  カアカアカアと鳴き去りぬ
 温泉大好き さん
 柿の実ひとつあはれなりけり
  私の身さへいつの日か

原遊子 さん

 

  この続きは「気楽爺の日日是好日440−2」に掲載させて頂いております。



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