気楽爺の日日是好日422-2


前半に頂いた作品は「気楽爺の日日是好日422-1」に掲載させて頂いております。




俳景俳句コーナー

 あー暑い麦茶ごくごく生き返る

radio1972   さん

 浜走る麦わら帽子背で薫る

 ageの日記 さん
 清水飲む薬缶の口のやや大き
ageの日記 さん
 おじさんの麦藁かほる加齢臭

マック さん

 砂糖入りの麦茶のんで沈黙の

マック さん

 水筒に麦茶よりNCAA

マック さん

 やかんにて作る麦茶の美味しさよ

雨ニモ風ニモガンニモ負ケズ さん

 透きとおる冷えた麦茶の美しき

雨ニモ風ニモガンニモ負ケズ さん

 手作りの優しさ満ちる麦茶かな

雨ニモ風ニモガンニモ負ケズ さん

 大家族守る麦茶の大薬缶

野菊 さん

 先づ麦茶それより思考動き出す

野菊 さん

 水を替えヤカンの麦茶プカプカと

crane−house   さん

 夏帽子三つ四つ踊る木陰かな

アマンバ さん

 野良しごと夏の相棒ムギワラ帽

ぶーにゃん さん

 アンパンをむぎ茶と聞けば思い出す

シニアすて吉 さん

 焦げた麦コップの底の懐かしさ

シニアすて吉 さん

 その匂い遠き児童の麦の香ヨ

 シニアすて吉 さん

 哲へ捧ぐ冷やし麦茶と麦藁と

秋月の俳句 さん

 麦こがし工場で飲む麦茶濃し 

Y子 さん

 じいと鳴く縁に日焼けの孫はずみ

papakatura   さん

 生き返るお得意様の麦茶かな

himadan   さん

 

俳景短歌コーナー

 玄関で麦わら帽子脱ぎ捨てて

  コップに注ぐ冷たい麦茶
radio1972   さん
 夏帽子に額伏す人多くいて
  終戦の詔勅ひび割れ流る
ageの日記 さん

 少年の夏終はりけりあの子との

  約束ごとの麦わら帽子

原遊子 さん

 井戸水を汲んでタライで冷やすのは

  やかん麦茶と大きなスイカ

ぶーにゃん さん
 吹き出した麦茶の匂い祖母の家

  懐かしきかなブリキのやかん

ramune   さん

 一陣の風舞い上げし麦わらの 

  帽子追いかけ遠き夏の日

温泉大好き さん

 やかんから湯呑に移す手間省き

  直飲みしようと派手にぶっちゃけ

やままかみ さん

 ふるさとで お昼寝起きたら ばあちゃんの

  ぬるい麦茶で ゆっくり目覚め

グランフェッテ さん

 カブトムシ クワガタ セミと追いかけて
  麦わら脱いで 麦茶の時間

グランフェッテ さん

 黙祷に戦火を思ふ夏の日や

  薬缶の麦茶ありがたき哉

okay0903   さん

 麦茶冷やしてヤカン汗

  冷えた麦茶に顔中の汗ひいてく

ぱるみん さん

 夕立の縁にヤカンとわら帽子

  父の初盆まつる日暮れかな

 papakatura   さん

 夜の背に茶瓶に化けたたぬきかな

  空に舞うのは未知なるufo

マフダ さん

 ただいまと麦わら帽子玉の汗

  朝炊きやかんのごちそう麦茶

珠さん さん

 

俳景都都逸コーナー

 暑い毎日麦茶もいいが

  泡出る麦ならなお嬉し
radio1972   さん
 不思議な夢をみるものなのね 
  トトロがやかんぶら下げて
神奈川センターフィールド さん
 ふきだす汗にまた麦茶飲み
  祭りのけいこ秋はすぐ
ぶーにゃん さん

 風に飛ばされ麦わら帽子 

  土手を転がり川の中

温泉大好き さん

 ドカンドカンとオカンは行くで

  ヤカンの麦茶と応援に

粋ちゃん さん

 青春時代に飲んだと言えば
  麦茶ではなくウーロン茶

粋ちゃん さん

 

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