初めに 誠に申し訳ございませんが事情で一回分のブログで皆さんの作品が納まらなくなってしまったみたいです。

やむをえず今回は420−1と420−2に分けて掲載させて頂きます。

見にくいところも有ろうかと思いますが、何卒ご容赦お願い致します。



 俳景 

うちらの辺りは梅雨が明けたみたいじゃな。

これで本格的に暑うなると思うとちょっとしんどいのう。

年をとると朝起きるのが早うなって

その分昼頃になるとやたら眠とうてな。

座布団があったんで半分に折って

枕にしてゴロンとしたら風が気持ちようて

爆睡じゃ、笑うて下され。


分かりにくいんじゃが手前に半分に折った座布団と

向こうに風鈴を置いてみたのじゃが。

皆さんの昼寝を楽しい作品にしてコメントから投稿して下され。


勝手ですが投稿はお一人三作品まででお願い致します。


俳景俳句コーナー

 梅雨明けの風鈴の音に転寝を

里山みのきち さん

 老人へやさしい風が添い寝する

齊藤大柳 さん

 うたた寝を子守している鈴の音

齊藤大柳 さん

 夜よりも熟睡できる夏昼寝

Green Keeper   さん

 ミッシェルは昼寝の中で別れ告げ

ハイジ さん

 昼寝覚心地よき音残りけり

ハイジ さん

 子供より大人が先に昼寝して

ハイジ さん

 夏日差し風鈴音に汗引いて

grggrg   さん

 風鈴の音子守唄枕で寝

こマメ さん

 夕風の風鈴を詠む女かな

雅子 さん

 仮眠とるつもりでガチ寝日も暮れる

タイド さん

 風鈴の在り処を探す昼餉時

utsuha−mori   さん

 座布団に頭をのせて梅雨あがる

utsuha−mori   さん

 昼寝覚しづかに猫の柵を越ゆ

utsuha−mori   さん

 帰宅後の風鈴の音清々し

ぴー さん

 公園の木陰のベンチ昼寝人

ぴー さん

 職人等工事現場の三尺寝

ぴー さん

 夜のため昼寝我慢というけれど

ぴんころ120   さん

 うたた寝は止めて止まらぬ心地よさ

ぴんころ120   さん

 人類の先祖もたぶん夜行性

ぴんころ120   さん

 寝不足の昼寝邪魔する蝉時雨

やままかみ さん

 何処からか風鈴聞くや小さき村

芒花 さん

 たまゆらに風鈴聞こゆ散歩の夜

芒花 さん

 風鈴の街に歓迎されにけり

芒花 さん

 風鈴の音()追いかけ夢路辿る

舞踏シューズの独り言 さん

 うたたねの耳にかすかな風鈴の音

ROKU   さん

 風鈴もこの暑さには舌を出し

詩麿呂 さん

 眠り落つ夢の中でも逢えたらと

アボカリン☆   さん

 銀色の風鈴の音星の音

dekokakaka   さん

 座布団は役に立つんだお昼寝に

dekokakaka   さん

 銀の音宇治から来たよ埼玉に

    dekokakaka   さん


俳景短歌コーナー

 心地よい風鈴の音を聴きながら

  座布団折りて転寝をする

里山みのきち さん

 ゴザ敷いて昼寝をせよと祖父が言う

  やっとそろそろ我の時間と

かわのひかる さん
 床ですぐ昼寝ばかりの父だった
  枕は決まって四つ折り座布団

かわのひかる さん
 風鈴の子守唄聴き微睡めば

  幼き時の夏の日の夢

ramune   さん

 朝活に静けさの街駆け抜けて
  昼を過ぎれば座布団枕

ramune   さん

 昨秋に仕舞忘れし風鈴の

  音の涼める父初盆会

papakatura   さん

 初盆会風鈴すずし縁側の

  座布団のうえ孫の寝ており

papakatura   さん

 うたたねの座布団共有し

  ノラ三(犬)も寝ており

papakatura   さん

 風鈴の音色聞きつつごろ寝する

  吹く風そよそよ夏の日の午後
radio1972   さん
 

俳句都都逸コーナー

 雨が上がって午後ともなれば

  風鈴の音が心地よい

里山みのきち さん

 ちりんちりんに誘われて

  乙女待つ社(やしろ)夢の逢瀬

舞踏シューズの独り言 さん
 お昼ご飯に素麺食べて

  夕飯夢見て昼寝する

radio1972   さん

 

この後は「気楽爺の日日是好日420−2」に続きます。


お名前の間違えや誤字が有ればコメントからお知らせ下さい。


 

〈御案内〉

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皆様も俳句や短歌と一緒に楽しんで頂ければ幸いです。



日日是好日