俳景  
この間 夏休みに入った と思ったらもうお盆なんじゃな。
ご先祖様や大切だった方を偲ぶ時なんじゃが。
京都では盆と言えば
五山の送り火なんじゃ。
皆さんのところではどんな風に 迎えたり送ったりされるのかな。
皆さんの所のお盆の様子を歌や句にしてコメントから投稿して下され。

俳景俳句コーナー
   亡者とて母の役割り盆支度
ルナ さん
   煩悩を燃やしながらに生かされて
もく さん
   赤々と大の文字へと手を合わせ
grggrg さん
   煩悩はいくら焚いても焼けきれず
Green Keeper さん
   夢に出た従兄弟の墓を訪ね折
ramune さん
   
丁寧に玄関清め霊迎
ぴー さん
   夕刻に提灯ともし霊迎
ぴー さん
   提灯を消して合掌霊送
ぴーさん
   送り火に魂のせてまた来年
画家ゆう さん
   お坊様今年も遅刻商売繁盛
画家ゆう さん
   墓参り其処にはいません🎵童歌
画家ゆう さん
   ササユリと真っ赤な供花(はな)と亡母(はは)の笑顔(かお)
マンドラ さん
   台風が送り火前に通り抜け
里山みのきち さん
   大の字に西方戻る親の顔
里山みのきち さん
   盆のうち食事も供にいたしたい
里山みのきち さん
   お迎えの支度も無しにおはぎかな
タイド さん
   大の字に我の先祖も祈られる
dekokakaka さん
   京都でも大の字により救われる
dekokakaka さん
   大文字十六日に燃え上がる
dekokakaka さん
   大文字冥土に戻る道灯り
こマメ さん
   魂の終の里や山頭火
mikkon さん
   送り火や落款浮かぶ京の山
mikkon さん
   初盆の音痴なお経先祖笑う
crane-house  さん
   動画にてお経の練習盆過ぎる
crane-house  さん
   迎え火の心に宿る顔優し
ミール さん
   盆の月雲に隠れし君を恋ふ
ミール さん
   盂蘭盆や花数増して酔芙蓉
ミール さん
   泣き笑い花火爆竹精霊流し
毎日がプレゼント さん
   薄雲の後ろにおはす盆の月
がね さん
   お盆とは正式名称盂蘭盆会
やままかみ さん
   なむなむチーン家族みんなで手を合わす
4649兄さん さん
   盆という習慣知らぬ日本人
猫山阿霞 さん
   初盆という人の、豊かさよ
猫山阿霞 さん
   夕闇の生暖かさの送り火
猫山阿霞 さん
   鮮やかなホオズキ並ぶお盆だな
radio 1972 さん
   雨後の道漆黒に一点迎え火
ろんしん さん
   送り火の光なつかし永遠の人
雨ニモ風ニモガンニモ負ズ さん
   送り火を灯すこころの清らかさ
雨ニモ風ニモガンニモ負ズ さん
   送り火よ届け遥かな異客人
雨ニモ風ニモガンニモ負ズ さん
   親戚が唯一集まるお盆かな
ケセラセラ千夏 さん
   大文字誰の案やら世界一
舞踏シューズの独り言 さん
   宵闇に大丈夫だと大 燃ゆる
舞踏シューズの独り言 さん
   大文字一目見ゆとて浴衣がけ
舞踏シューズの独り言 さん
   茄子の馬なぜか川邊に置かれたる
佳香 さん
   目を閉じて小さき手合わす墓参り
アマンバ さん
   コロナ禍や子らも僧侶も来ぬお盆 
野菊 さん
   盂蘭盆会見えざる夫と対話して
野菊 さん
   炎天やトレイになぞる大文字
雅子 さん
   京の子は大文字焼と教えられ
ぶーにゃん さん
   迎え火にふらり現れ消えた犬
マック さん
   仏花高 山百合もない都会の盆
マック さん
   盆に火も焚けずただ炙られるだけの街
マック さん
   故郷に懐かしい顔盆踊り
1493jyajya2 さん
   送り火に思いを捧げ明日を待つ
風鈴 さん
   送り火や動かぬ望み今日もあり
風鈴 さん
   大文字地球の闇を照らしけり 
秋月の俳句 さん
   供物下げありがたさ分けるお盆過ぎ
ぱるみん さん
   大の字に寛ぎ子孫を守る盆
nikara128 さん
   古港にて盆舟探す亡き父と
himadan さん
   カルピスでハイテンションの盆踊り
himadan さん
   甥っ子ときゅうりで作る精霊馬
きゅう さん
   迎火のやり方知らず難儀する
きゅう さん
   
俳景短歌コーナー
   送り火を眩しく思ひ亡き父の
          想ひ出映画おくりびと哉
okayu0903 さん
   盆踊りやる筈だったが駄目だった
          コロナの猛威盆の火消した
ramune さん
   家族旅行夏の京都の山肌に
          くっきり浮かぶ大文字焼き

ROKU さん
   駅向かういつもの坂の頂に 
          きゅうりの馬と茄子の牛見ゆ
温泉大好き さん
   代々の先祖を偲ぶ墓参り
          彼方から祖母の声が聞こえる
Mizuki さん
   火の玉を裏山で見た時のこと
          祖母の話の眠れない夜
mikkon さん
   幼き日履き物おくる親戚に
          田舎の習わし今蘇り
さらさら さん
   送り火のたなびきたるや亡者さへ
          煙し煙しと星見あげをり
原遊子 さん
   次々と燃ゆる五山に手を合わせ
          思い出すのは旅立ちし人
ぶーにゃん さん
   墓参り水着持参で 峠越え
          暑さ忘れた想い出眩し
グランフェッテ さん
   三重四重と踊る輪重なる真夜中に
          懐かしき人の姿あり嬉し

グランフェッテ さん
   読経にも力のはいる迎え盆
          伝来のおりん余韻長く聴く
グランフェッテ さん
   沈んでた心たちまち水面下
           急浮上する姪の声 
てんぱりまっくす さん
   盆だとて訪れし姪我という
          出来損ないになつくは嬉し 
てんぱりまっくす さん
   より良き世次の世代に築くこと
          がらにないけど祈りはしたい
てんぱりまっくす さん
  
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