俳景  
また暑さが戻って来ましたな。
視覚だけでも涼を と思おての、

向こうに筏流しと 手前にそれを眺めている鯰を置いてみたんじゃが。
いろんな想像を凝らして楽しい句や歌にしてコメントから投稿して下され。

勝手ですが投稿はお一人三作品まででお願い致します。


俳景俳句コーナー
   筏漕ぎ鯰鎮めよ地揺らさず
こマメ さん
   清流に棹差しなまずとたわむれん
グランフェッテ さん
   酷暑しばし清流のぬしのごと静まる緑蔭 
グランフェッテ さん
   
ゆったりと泳ぐ鯰に拍手する
もく さん
   船頭さん鯰に急かされ汗をかき
Green Keeper さん
   激流を下るいかだ舟涼しげに
grggrg さん
   船頭さん起こさぬように大地震
さらさら さん
   ぬらくらとかわす返事に川流れ
さらさら さん
   つべこべと言うには言うが木は宝
dekokakaka さん
   鯰さん筏流しに乗りたいな
dekokakaka さん
   幻の筏流しが通り過ぎ
dekokakaka さん
   朝光の筏眺むる鯰かな
ぴー さん
   遠ざかる筏の行方観る鯰
ぴー さん
   飛び跳ねて筏を見たきごみ鯰
ぴー さん
   七夕の祭りの後の笹流し
画家ゆう さん
   笹流し祈りをのせて旅に出る
画家ゆう さん
   笹流し恋の行方を鰻占う
画家ゆう さん
   風薫る鯰が踊るやな予感
ケセラセラ千夏 さん
   波風を操りながら丸筏
mikkon さん
   鯰jひげドラムスティックの8ビート
mikkon さん
   旨そうと筏こぎ人ねらふ鯰   
原遊子 さん
   筏こぎ鯰も一緒にバタフライ
原遊子 さん
   鯰採り筏こぎ人手酌酒
原遊子 さん
   時連れて惰眠貪る鯰かな
ハイジ さん
   大鯰肩甲骨を伸ばしをり
ハイジ さん
   漕ぎ手・梶いかだの巧み木曽の夏
ぼんちゃん
   鯰・地震(ない)かば焼きにまで用いられ
ぼんちゃん
   筏流し終えて馳走の鯰かな
ぼんちゃん
   筏こぐ船頭見守る鯰かな
ROKU さん
   河の主目映い天と波しぶき
マンドラ さん
   山あいに筏流しの長い竿
里山みのきち さん
   笠越しに遠めに見ゆる大鯰
里山みのきち さん
   さては主このまま見逃しゆくがよい
里山みのきち さん
   筏師の踊る竿先鯰呼ぶ
crane-house   さん
   船頭の鰻も惚れる竿さばき
radio 1972 さん
   この猛暑川の鯰も夏バテか
radio 1972 さん
   高級で鰻食えずにナマズ食う
radio 1972 さん
   青葦や今も手漕ぎの渡し舟
野菊 さん
   涼誘ふ大天竜の川下り
野菊 さん
   ナマズ師匠バランス取れよとアドバイス
4649兄さん さん
   水面澄み岸筏からヒゲ鯰
毎日がプレゼント さん
   天変にのらりくらりの鯰かな
佳香 さん
   川主の鯰尻目に川下る
himito4658 さん
   船頭をナマズ追いかけ船にのる
エンムブック2 さん
   川面から鯰の視線目で会釈
タイド さん
   筏乗り清流下り鮎齧り
きゅう さん
   水飛沫まじる風受け蜻蛉傘
きゅう さん
   キラキラと光る水面に涼感じ
きゅう さん
   姿煮の鯰の看板伊勢の旅
ミール さん
   花筏川面に浮かぶ里景色
ミール さん
   筏漕ぐ船頭唄う旅楽し
ミール さん
   なまずの子りっぱな髭も親ゆずり
雨ニモ風ニモガンニモ負ズ さん
   なまず釣り淀みの中にアタリあり
雨ニモ風ニモガンニモ負ズ さん
   ナマズには人とはちがう想いあり
雨ニモ風ニモガンニモ負ズ さん
   かば焼きのナマズを食って暑気払い
ぶーにゃん さん
   行先を鯰に尋ねる筏流し
秋月の俳句 さん
   どの泥も鯰隠れて笑ひけり
雅子 さん
   鯰いるって船頭に聞く女学生
風鈴 さん
   急流に舟遊ばれず夏の山
風鈴 さん
   なまずひげ動かした奴いるのかも
がね さん
   川の音の涼やかさに救われる
猫山阿霞 さん
   天の川船で渡ればいつでも逢える
猫山阿霞 さん
   大海をみたいとナマズ筏追う
ぱるみん さん
   急浮上ビビる船頭鯰舞う
himadan さん
   
俳景短歌コーナー
   相模川いかだを流したどり着く 
          場所があつめぎ厚木の由来
温泉大好き さん
   筏師も暑いんじゃないこちらへと
          誘い込むよな鯰のひとはね
グランフェッテ さん
   鯰さん流れの澱む水が好き
          筏流しの竿に突かれ
T&K&kumazo さん
   川下り無理難題と共にあり
          身はびしょ濡れて心はそぞろ 
てんぱりまっくす さん
   流される舟よりなまずひょうたんで
          とらまえることできるやいなや 
てんぱりまっくす さん
   ひょうたんで我ぬめるものとらえたり
          なまずと思えどうなぎなりけり 
てんぱりまっくす さん
   指揮棒に身をゆだねゆく筏舟
        行く手うらなう風はジプシー

mikkon さん
   オヤ(感嘆詞or 親)鯰税ドロボウの逃げる舟
          突いた竿先泥下の殿下
okayu0903 さん
   清流に筏を流す竿さばき
          子供の頃に遊んだ川を
ぶーにゃん さん
   水の底見上げる先の日の光 
          遮りながら筏過ぎ去る
神奈川センターフィールド さん
   筏流し次の住処は麓町
          見上げてみよう生まれた森を
take 1 さん
   人の世と余の世とは違うけり
          夏の一滴鰻も人も
マフダ さん
   
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