日頃は当ブログをご覧いただき、またご参加いただき有難うございます。

本日は俳景俳句のオフ会を行わせて頂きました。 


同時にネットでの投句も受け付けます。

本日のお題になる景色は、次の三つです。

1. 浮御堂に雁
N  琵琶の海満月愛でて浮世みる
アボカリン ☆さん
N  鳥渡る水輪が広がり揺れる紅葉
プーミンさん
O  雁の来て琵琶湖の風の肌をさす
風人さん
O  揺るぎなき指標を持ちて雁買える
三千代さん
O  夕焼けの空二分する雁の群
三千代さん
O  晴れた日の水面に雁と浮御堂
恵美子さん
O  冬晴れにはぐれし雁や浮御堂
信子さん
O  雁渡る浮御堂にて羽広げ
まめばぁーばさん
O  浮御堂ぐるりと囲む赤もみじ
真弓さん
O  浮見堂池にうつりし空と雁
範子さん
N  山車浮かぶ湖上に雁の群れ
mikkon さん
N  浮御堂池の石には雁一羽
ミールさん
N  浮御堂雁差し渡る五つ六つ
ぼんちゃん
N   雁渡る琵琶湖の空やアカネ色
jijikatura さん
   浮見堂雁に見られて恥ずかしや
dekokakaka さん
   鳰の湖雁もふたたび浮御堂
へんなおじさん
   雁たるやどんな鳥かと調ぶ夜
きゅうさん


2.はしごに剪定ばさみ、向こうに松の木
N  剪定し春待ちどうし冬空か
えっちゃんさん
N  踏み台に乗ってみたけど見上げてね
えっちゃんさん
N  剪定の鋏はかどるのど自慢
nikara128 さん
N  雪釣りを眺めて一服植木屋さん
プーミンさん
O  整いきて背すじ伸びたる松手入れ
三千代さん
O  冬日和松の手入れの音ひびく
恵美子さん
O  松でさえもう一枚と冬じたく
風人さん
O  剪定の剪定の鋏の先に冬紅葉
信子さん
O  古民家の庭に作りし椋の鳥
範子さん
O  冬じたく庭の手入れも人まかせ
真弓さん
N  古の松に菰巻く藁の罠
アボカリン☆さん
N  雪吊りの松の縄に巧技
mikkon さん
N  松の先山の初雪手を休め
ハルさん
N  門松を整えて待つお正月
ミールさん
N  鋏舞ふ年の用意の松手入れ
ぼんちゃん
N  松もなおシートの屋根に気づかわし
jijikatura さん
   松の木が余りに立派で切れないね
dekokakaka さん
   冬近し松の枝切り匠技
へんなおじさん
   潔しミニマリストの冬の松
Diascia さん
   職人の鋏捌きに見惚れる松
きゅうさん


3.塀の外に屋台
N  夜鳴きそば月を背中に湯気を抱く
プーミンさん
O  三歩先玄関のあり屋台酒
三千代さん
O  焼きイモを抱きて娘の歩の早く
三千代さん
O  玄関を出る覚悟して夜鳴きそば
風人さん
O  寒空や屋台の灯り人恋し
恵美子さん
O  こだわりの夜泣きそばやが大店に
信子さん
O  焼いもの屋台追いかけサザエさん
真弓さん
O  夜なきそば土べいの中にも漂いて
範子さん
N  塀の上屋台の煙紅葉燃え
mikkon さん
N  手から手へ暖かアナログ芋と金
アボカリン☆さん
N  ラッパの音鉢を片手に引き戸開け
ハルさん
N  年の瀬に屋台の灯り湯気たちて
ミールさん
N  禁門を開かす呼び声夜鳴き蕎麦
ぼんちゃん
N  下戸なれど冬は一杯鰭燗で
Green Keeper さん
N  父と母介護のすきにそばを食う
jijikatura さん
   吉良邸の茶会をさぐる夜泣蕎麦
砥水さん
   凍て道の屋台の影や息の音
さんたさん
   なんでやね家塀の前でぴーひょろろん
dekokakaka さん
   思い出の懐寒き屋台蕎麦
へんなおじさん
   夜鳴きの音忍び足にて塀を出で
たぁ坊さん
   父親の初任給は夜鳴きそば
きゅうさん


O : オフ会にて投句頂いた句
N : ネットにて投句頂いた句
今回のみオフ会の日以降に頂いた句を青色で掲載させて頂いております。

オフ会終了後も投句を募集しております。
一つの景色に一句づつお願い致します。
投句はコメントからお願い致します。


今日は、いつも投句頂いているまめばぁーばさんがご夫婦でおいで頂きました。

俳句の後、景色を作って頂きました。
囲炉裏のそばで銚子と杯です。
有難うございました。

今日ご出席の風人さんも景色を作って下さいました。

清水の舞台に鯰です。
タイトルも楽しいですね。

オフ会無事に終了する事が出来ました。
ご協力頂きました皆様本当に有難うございました。


日々是好日