小ざっぱりした入り口から入るとカウンタと2つほどのテーブルのそれは小さなお店である。
この空間が昔と変わらず美人ママが割ぽう着姿で迎えてくれる。
黙ってすわりこれから出てくるであろう酒のつまみを楽しみに待つ。
先出しから少しづつおいしい、懐かしいつまみが登場してくる。
気がつくと煮物ばっかりである。だが、それがこうして出てきて食べられる。
家でも最近はめったに食べられないものばかりとなった。
そんなお客様のうらでママの隠れた苦労がある。
辛み大根の、ワイン煮
夏大根の赤ワイン煮
夏大根のしびれるような辛さは熱を加えることで
消え辛み大根の旨みが冴えます。赤ワインの味
付けは夏らしくて冷たくしても美味しい惣菜です。 。
材料
辛み大根 1本 〈280㌘) ブロックベーコン 80㌘
人参1/2本 だしをとった後の昆布(やく10㌢角)
鶏がらスープのもと〈市販) 小さじ2
砂糖 大さじ2 醤油 大さじ1,1/2 赤ワインカップ1
作り方
1) べーこんは1センチの2センチ長さにきり、フライパンで
さっといっておきます、。〈油抜き)
昆布は好みに切ります。
2) 大根は、皮付きのまま厚めに切ってお米のとぎ水でゆが
きます。
3) 人参は皮をつけたまま小さめの乱きりにします。
4) 鍋に〈1〉のベーコン(2)の大根と(3)の人参昆布を入れ
具材すれすれに水を張り火にかけます。
5) 5分ほど煮てガラスープ 砂糖 ワイン しょうゆ を加え
て大根がやわらかくなるまで炊きます。
程よくこっくり味に仕上がります。
豚ひき肉のぴーまん詰め
豚ひき肉のぴーまん詰め
ぴーまんは、やっぱり夏のもの肉厚で甘く
ビタミンたっぷり、で豚肉と合わせておふく
ろの味定番夏むきのきりっとした味付です。
材料 二人分
豚挽き肉 120㌘ ピーマン2個 玉ねぎ いんげん各適宜
塩 こしょう適宜 酒 小さじ1 片栗粉 適宜
サラダ油 大さじ2
ソ-ス
トマトケチャップ 大さじ2 ウスターソウス大さじ1
赤ワイン 大さじ1/2 (あれば)
作り方 シナモンパウダー小さじ1/3
1)玉ねぎは微塵きりして、豚挽き肉と合わせ塩コショウして、
酒少々をふり片栗粉も加えて合わせます。
隠元は筋を取りゆがいておく。
2)ピーマンはたて半分に切り種を取り除き、内側に片栗粉を
ふり(1)の挽肉をつめて片栗粉を軽く振ります。
3)フライパンにサラダ油大さじ2を温めピーマンを焼きます。
きます。インゲンも長さを好みに切ってピーマンの端にいれ
て焼き色をつけます。
4)ボールにソースの材料をあわせ(3)のフライパンにまわし
入れ具材に絡めます。
5) 器に盛って谷中しょうがの甘酢漬けを添えます。
◎谷中しょうがは、薄く表面を桂むきして真ん中に包丁目を
入れて甘酢に漬けた、自家製です。
旬を感じて
独活の酢味噌和え
前記事独活の皮の金平その中の芯の酢味噌
和えです。京白味噌の酢味噌とは違って、田舎
味噌の、酢味噌が素朴でやまうどのほろ苦味
に会います。ざっくりと味噌をあえて穂先を薄
ころもで揚げて盛り合わせます。
材料
山独活の皮2本分 田舎味噌 大匙2 砂糖 大匙1
みりん 大匙1 酢 大匙2 揚げ油 小麦粉適宜
作り方
1)独活2本分の芯を拍子切りして酢水にさらします。
穂先は前記事ブログであく抜き済みです。
2)すり鉢に田舎味噌、砂糖、みりん、酢を入れて混ぜ
すりこ木ですりとろみが出るまで摺ります。
あく抜きした(1)のうどを水気を良くきって(2)の
酢味噌で合えます。
3)(1)の独活の穂先を3~4㌢の長さに切り薄くといだ
衣で揚げます。
4)器に酢味噌和えに添えて盛ります。



