みなさま、こんにちは
訪問ありがとうございます。
株式会社銀翼の森
代表取締役まるやまみちこです。
はじめてのかたは
はじめまして！
プロフィールはこちらです。
介護業界で600余りの家族を支援して
18年、わたしにとっては
当たり前のことも
あなたにとっては
知らないことだったり、
びっくりすることばかりかもしれません。
介護のことで困っていませんか？
私の、知識や経験、知恵
とも呼べるようなものが、もしかしたら、
あなたのお役に立つかもしれません。
ちょっと聞いてみよう！
ちょっと話してみようかな？
と思ったら、どうぞ
お気軽にご相談くださいね。
【ベテランケアマネさんの失敗談です】
ある日のこと、ケアマネ歴６年の
ベテラン
さんが、青い顔をして
所長のところにやってきました。
「
さんにレンタル用具の２か月分の
全額自費請求が来たそうです。」
「さんって、更新の認定がなかなか
出なかった方だっけ？」
「ええ。
やっと認定結果が出たんですが
実は要介護１でした。」
「わっ！レンタル用具って
もしかしてサイドテーブル？」
「はい。更新前は要介護３だったから
まさか要介護１になると思わなくて・・・」
ここで状況を
いくつか説明させてくださいね！
①介護認定には有効期間があります。
区市町村によって少し違いがありますが
初めての認定の有効期間は６か月～１年
更新の認定の有効期間は
１年～２年のことが多いです。
どの区市町村でも
有効期間が終了する60日前から
更新の申請をすることができます。
通常、更新後の認定結果がでるまでに
１箇月くらいかかります。
しかし、かかりつけ医がなかなか
意見書を書いてくれなかったり
その時期に申請の件数が多かったりすると
認定結果が出るまで
２か月以上かかることも珍しくありません。
場合によっては、
現在の認定有効期間が切れてから
更新後の認定結果が
わかることもあります。
さんの場合
有効期間が終了してから２か月後に
更新後の認定結果が「要介護１」
だとわかりました。
②福祉用具には、介護度によって
保険適用になるものと
ならないものがあります。
介護用ベッド（介護保険では
「特殊寝台」といいます）
は要介護２以上の人しか
保険適用になりません。
サイドテーブル（「特殊寝台付属品」
という品目になります）も
要介護２以上の人しか
保険適用になりません。
さんは、ご自宅に
自分持ちの介護用ベッドがあり
サイドテーブルだけ
レンタルしていました。
さんは長期入院後に
ご自宅に戻られた方でした。
退院直後はベッドで食事をしていたため
サイドテーブルが必要でした。
退院後しばらくして、ベッドから離れて
生活できるようになりましたが
サイドテーブルがあると便利ということで
レンタルを続けていました。
退院時の介護認定は要介護３
サイドテーブルレンタルが保険適用でしたが
更新認定の結果は要介護１
つまりサイドテーブルのレンタルは
保険適用外になります。
介護保険適用で、負担割合１割だと
月額３２０円のレンタル料も
保険適用外だと
月額３２００円かかります。
が青い顔になったのは、
さんに福祉用具レンタル業者から
３２００円×２か月＝６４００円の
請求書が届いたからです。
さんもいきなりの高額請求に
「どうなっているのでしょうか？」と
ただただびっくり！
何が起こったのかわかるはずもありません。
さあ、は、どうしておけば良かったのか？
はどのようにして解決したか？
それについては、また次回！
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