みなさま おはようございます
ハッピーホーム銀翼の森 看板犬のランです
ちょっとお天気のさっぱりしない朝です
お布団まだ上げないで欲しいなぁ
昨日は夜勤明けの足で横浜へ
本牧山頂公園では桜が咲いて、コブシの蕾が膨らんで
途中ミモザアカシヤが咲いているお家もあって・・・春ですね
さて、派遣先ホーム3つの階があります
各階に一人ずつ夜勤スタッフがいます
夜間帯は2時間ずつずらして休憩を取ります
休憩を取っている時間帯に鳴ったナースコールには他階のスタッフが階を移動して対応します
一昨日も他階のナースコールに何回か対応
そのひとつが「トイレに行きたい」
入居者さんの開口一番が「ごめんねぇ」
「オムツをしてるからトイレ行かなくて大丈夫って言われるんだけどやっぱりここじゃ出ないのよ、トイレに行くのダメかなあ」
腰痛で動けないって聞いてたけれど、ご本人のご希望があれば、もちろん車いすでトイレにGO!お安いご用です
でも、ベッドから車いすに移ってトイレに行くときからベッドに戻るまで
ずっと「ごめんねぇ」「悪いねぇ」「申し訳ない」の連呼
こっちの方が申し訳なくなってしまい
「大丈夫ですよ、私たちこれが仕事ですから」
「その為に居るんですから どうぞ気にしないでください」といっても、
「ごめんねぇ」が止まらない
もうひとつは「便が出ちゃったんだけど」
入居者さんの開口一番はやはり「ごめんねぇ」
お下を洗ってすっかり綺麗にするまで
「悪いねぇ」「スミマセン」「ごめんねぇ」「夜中にこんなことさせて」とやはりずっと言い続けて
その度、「大丈夫ですよ」「しっかり出て良かったですね」などなど
排泄のケアより、どう言葉を返すかの方にパワーが
排泄のことで人を煩わすことを申し訳なく思い、またスタッフを労って言って下さるのだとは思うけれど
それにしても昨日のお二人の謝り方は尋常でなくて
夜勤中は、なるべく仕事をしたくないスタッフもいたり
入居者さんを叱りつけたりするスタッフもいるとは聞いていて
トイレに案内するのを渋ったり、いやいやな感じで排泄のケアとかしてるのかもなぁ?
謝らないといけないことなんて何もないのに!
入居者さんには申し訳なく、そして、何だか、やるせない気持ちになりました。
ちょうどヘルパージョージー舞蹴さんの記事も読ませていただいて、
ああこういう心理もあるのかもしれない・・・と思ってリブログさせていただきました。
(ヘルパージョージー舞蹴さんありがとうございます)
自分の満たされない思いが、そういうかたちで現れてしまう
心に添ったケアができる人材を育てるには
まず「自分が大切にされているって感じる体験」からスタートなのかな
どうぞひとりひとりにとって今日が良い一日になりますように
ラン&みちこ