みなさま おはようございます
ハッピーホーム銀翼の森、看板犬のランです

イソギクが咲き始めました
イソギクの花を初めて見ました
濃い目の黄色が鮮やか

花びらが無いんですね

さて、派遣先の老人ホームのお話
ひとつ目は、100歳が近い、いつもニコニコ穏やかな、はる子さん(仮名)のこと
心身共に本当にびっくりするほどお元気

10歳は若く見える

とは言うもののご高齢なので、ちょっと時間を作っては横になっていただくようにしていた。
でも、その日は珍しくデイルームで長く車椅子に座っていらして浮かない顔…
挨拶すると
「こういう所で働く人はみんな優しい人なのかと思っていた。身体の自由が利かないから、こういうところにいるのに、あんな言われ方をして本当に悔しい」下を向きながら小声でぽそっと…
おそらく「部屋に帰って寝るのなんてダメ、ここに居てここに!」とかスタッフに言われたんだろうなぁ…
「ごめんなさいね、そんな思いをさせてしまって…」
もうひとつは、若年性アルツハイマー型認知症の太郎さん(仮名)のこと。症状が進んでもう自分からは話せない。
今までの太郎さんの食堂の席に、最近退院してきた花子さん(仮名)が座ることになった。その席が食事介助がしやすいという理由で変更。
太郎さんは、新しい自分の席に座ってご飯を食べ始めたものの、急に席を立って花子さんの所に行き、花子さんの食事の載ったお盆を下膳しようとした。
「太郎さん、なにやってるの、駄目でしょ!それ花子さんのご飯なんだから」と大声を出すスタッフ
自分の席が花子さんの席になってたのが悲しかったんじゃないかなぁ
「ごめんなさいね、席勝手に変えちゃって…」
うーん、
大きな声は出さないけれど
入居者さんのやるせなさ
抑えきれずに小さく燃える怒り?悲しみ?の炎のような物を感じた
本当に申し訳ないと思った
ケアワーカー
介護技術も、もちろん大切!
でも、相手の想いをどう感じとるか?
ここは本当にセンシティブにならないと…
自分を含めてケアワーカーの永遠の課題だなぁと改めて思った
今日もどうぞ
みんなが幸せに過ごせますように


