人生100歳時代と言われるようになり
老人ホームを
セカンドライフの場所として
選ばれる方も多くなりました。
もし、あなたが
親御さんの入居されるホームを
探すとしたら、
どんなホームを選びますか？
有料老人ホームは
サービス付き高齢者向け住宅は
要介護認定を受けていない
自立の方もご入居が可能です。
介護付きの有料老人ホームを
例にしてご説明します。
施設サービスは要介護度ごとに
月額の介護費用が決まっています。
入居者負担は１～３割
残りの9～7割は保険から支払われます。
そして、全体として10割が
施設の売り上げとなります。
これが、自立の方の場合
介護保険サービスの適用になりません。
施設の売り上げは
入居者負担だけ、保険からはゼロ。
要介護認定を受けている方と比べて
売上が大きく下がります。
ここを補うために、一般的に
自立の方が支払う介護費用は
介護が必要な入居者よりも
高めに設定されています。
介護の必要な方より
介護が不要な自立の方が
支払う介護費用が高いというのも
変な気がしますが
介護保険が絡むとこうなります。
自立の方に多くご入居していただくと
経営が成り立たちません。
60人規模の施設で自立の受け入れは
２～3人程度までと言われています。
ホームページで「空きあり」なので
問い合わせたところ、
自立だと伝えると断られるのは
こういう事情が原因になっています。
サービス付き高齢者向け住宅でも
併設で訪問介護サービスや
通所介護サービスを提供している施設は
介護保険サービスの売り上げに係る
上で述べたのと同じ理由で
自立の方のご入居を断るケースがあります。
自立の方でご入居を希望される方は
６０人規模以上の新設ホームから
問合せを始められてはいかがでしょうか？
きょうも訪問
ありがとうございます。
このブログが少しでも
あなたの老人ホーム選びの
お役に立てたら嬉しいです。