銀魂 夢小説 -2ページ目

銀魂 夢小説

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城外はもう決着ついた。


私は銀時のもとへ急いだ。




屋根の上で倒れている銀時と
木刀に突き刺さっている朧を見つけた。



銀「はぁ…はぁ…
よォ…」

咲「よォじゃないわよ。
あなたって無茶苦茶。」


私は銀時の顔を覗き込みながら言った。
傷だらけの身体を見て
ふうとため息をついた。



咲「もっと考えて戦ってもらわないと、
下手したらコレ、致命傷になるわよ?」


銀「るせーな…
これだけで済んだんだから
まだ、いい方だろ」


咲「ぶきっちょだね。」




私はそう言いながらも
テキパキと応急処置を済ませていく。



咲「でもまぁ…さすがってかんじかもね。
朧を倒すなんて。」


銀「当たりめーだ。」


咲「否定しないんだ。」



咲はくすっと笑った。


咲「でも約束、守れてないでしょ?
—やろうよ。」




銀「…あぁ。」











◆ ◆ ◆








約束

それは埋蔵さんと鈴蘭さんを
会わせるというもの。




今度は私が医者としてできること。

それをやる。








新「あの…頼まれてたものなんですが…」


咲「ありがとう。
そこ置いといて。」



私はマスクとゴム手袋を装着し、
全身を白衣に纏った。



土「オイ、本当にいけんのかよ。
腕を元に戻す、なんてよ…」



咲「私は幕府直属の優秀なお医者さんですよ?
神経を繋いでちょこっといじれば
なんとかなると思います。」



麻酔が効いて眠っている埋蔵さんを見つめた。

時間、間に合うかどうか……



ううん、やるしかない。
私の腕と、埋蔵さんと鈴蘭さんを信じないと。


必ず、間に合わせてやる。