こんにちは。

本日もお越し下さいましてありがとうございます。

 

 

私は睡眠障害を持っていて

なかなか熟睡できないでいます。

枕も色々と試しても合うものが見つからず。

枕難民ですあせる

眠りもブツ切りで浅く、夢をよく見ます。

と言うか、見た夢を割と覚えています。

 

明け方に見た夢が印象的だったので

物語り風にしてみました(笑)

面倒な方はスルーして下さい。

 

 

 

私は息を切らしながら白い部屋に駆け込んだ。

そこそこ広さのある、まるで会議室のような

細長いテーブルがあるだけの

天井に蛍光灯が光る無機質な部屋。

その部屋には、すでに5人の男女がいた。

私が部屋に駆け込むと、5人は不安そうに

こちらを振り向いた。

年齢も人種も色々だった。

 

その部屋は半地下になっていて

高さ1M、横幅2M程の窓が半分埋まっている。

窓の下半分にはコンクリートが見えていた。

私達は無言で頷き合い、目に不安を宿したまま

横に並んでまた外を眺めた。

 

半分埋まった窓から見える外の景色は

燃えるように真っ赤に染まっていた。

いや実際に燃えていた。

川には溶岩が流れ、家や木々は燃え盛り

人々は右へ左へ逃げ惑う。

 

この部屋は燃える外の温度に左右されず

安全であることを何故か私達は知っていた。

そしてこの世が終焉に向かっている事も

理解していた。

ここにいる人間だけが生き残る理由は

誰にも分からなかった。

 

外の音は一切聞こえなかったが

人々が叫び声をあげているのが分かる。

まるで音を消して画面だけ見ている映画のように。

私達は外で起きているこの世の終わりを

なすすべもなく、ただ見ている事しか出来なかった。

私はこれ以上逃げ惑う人々と

燃え盛る街を見ていることが出来なくなり

皆をそのまま残して、そっと部屋を出た。

 

部屋を出ると、駆け込んで来た時と違い

白い石柱が並ぶ広い空間にいた。

そこは窓から見えた、燃え盛る街が嘘のように

大きな天窓から降り注ぐ、静かで明るい日の光が

大理石の床をキラキラと輝かせていた。

 

床の上には、黄色く色づいた大きな葉っぱが

落ちている。

ホウキと塵取りを使って、その落ち葉を一枚ずつ

丁寧に集める女性がいた。

私が部屋から出て来ても、顔を上げる事もなく

ただ黙々と落ち葉を集めている。

真っ白な部屋を見まわして振り向くと

散らばっていた落ち葉と、その女性の姿は

もうそこには無かった。

 

白い部屋の一角に、銀行ATMとおぼしき機械があった。

『三和銀行ATM』と書いてある。

(三和銀行→現:三菱UFJ銀行)

この世が終わるのなら、お金は役に立たないのかも

知れないなと考えはしたが、一応念のために

引き出しておこうと考えた。

ATMにキャッシュカードを入れ引き出し金額を入力する。

そうだ半分は残しておかないと…

私は口座残高の半分を引き出し財布にしまった。

 

 

そこで現実の私は目が覚めた。

まだ夢と現の境目にいた。

「全部引き出せよ…」

「なんでそんな事だけ現実的なん?」

目が覚めて自分にツッコミを入れた。

…今日は支払日だった。

 

 

ちゃんちゃん♪

つまらない話にお付き合い戴きまして

ありがとうございましたウシシ

 

 

 

本日もありがとうございました。

 

マダムM