おとといからやっていた配線が完成し、機能するまでになった。
オモテに出ているだけに見栄えは悪いが、メンテナンスには良い。
お客さんから見えないところだから見栄えよりも整備性優先でOKだろう。
この配線の意味は、電気の節約だ。
光センサーとタイマーを付けたので、それを組み合わせて動かすための配線。
今までは非常口灯は昼も夜も点灯しっぱなしだったが、昼間はもともと点いている必要はない。
これを光センサーを通して配線した事で、今度から夜間だけ点灯するようになった。
店の入り口には、キレイなハロゲン灯が5つ並んでいて、とてもキレイなのだが、ハロゲン球は電力消費が大きい(=電気を食う)。
昼間に点けてもあまり意味が無いし、電気がもったいない。
従来は暗くなってきたらスイッチを入れるようにしていたが、そのため点け忘れてしまう事が多々あった。
今度は、開店時にショーケースのライトを点け(ショーケースは昼間でも点灯させる)、となりのハロゲンのスイッチも入れる。
しかし、外はまだ明るいのでハロゲンは点灯しない。日が暮れて暗くなると光センサーが働き自動で点灯する。閉店後は、スイッチを切ればライトを消す事ができる(光センサーはONのままだが大もとのスイッチを切ってしまうのだから消灯する)。
そして店の看板。
これも同様に昼間は点灯しないようにしたが、ハロゲンと違うのは、閉店後も一定の時間までは点灯を続けたいのだ。
店は終わっても看板をライトアップしておく事で店の宣伝になるからだ。
看板のライトは、暗くなると点灯し、あらかじめ設定された時間になるとタイマーが働いて消灯する。
タイマーだけで制御すると、夏と冬では日没時間が違うので、冬は暗くなっても点いていなかったり、夏は明るいうちから点灯してしまったりするか、季節ごとにタイマーの設定時間を変更しなければならない。
光センサーだけで制御すると、翌日の朝、日が出るまで点灯しっぱなしになってしまう。
そこで、暗くなると点灯し、閉店数時間後(たとえば夜10時に消灯)にタイマーで消灯させる。翌日は日が出て明るくなってもタイマーが作動していないので点灯はしない。
という仕組みを作ったわけだ。
安物だけど、ウーファーシステムも設置。店裏でも店内で流す音楽やラジオが聞ける。
きちんと壁の中に配線をしまったので、見た目もすっきりした。
窓の両側にある黒くて縦長の四角い箱がウーファーシステムの高音用スピーカー。
この店を借りた時、元々窓に付いてたロールスクリーン。
だいぶ疲れていたのでいったんは捨てようとしたが、活用を思いついたので捨てずにとっておいた。
もうだいぶ汚れているし、洗い方がわからないため、お客さんに見えるところには使えないが、店裏の部屋に活用しようと考え、邪魔だな~と思いながらも保管していた。
店と店裏との間仕切り壁。
店裏から店に出入りするための幅60センチ(コンビニのトイレにある大きさの小さめなドア)の小扉がついているが、60センチでは店裏に机や事務機材などを搬出入できないため、大扉の先端に小扉が付いていて、大きなモノを出し入れする時には大扉ごと開いて行えるようにしてある。
この大扉には、店内を店裏の部屋から見えるようにガラス窓になっている(店内からは見えないようにマジックミラーにしてある)が、マジックミラーは、明るい部屋から暗い部屋が見えないというものなので、店裏の照明を点灯して店内の照明を消してしまえば逆転してしまい、店裏がすっかり丸見えになってしまう。
閉店後に店裏で作業をすると、通行人から店裏の様子が丸見えになってしまうのだ。
これでは残業は常に恥ずかしい状態でやる事になるので、ここにこのスクリーンを使おうと考えていたのだ。
マジックミラーの窓は2枚あり、大きい方は幅はそのまま使えるのだが、小さい窓用に詰める作業をした。
分解。
バラバラにしたそれぞれの部品を全て同じ幅ずつ切りつめる。
これはすくりーんを巻きとる軸部。
アルミ製なので金ノコで切断。
すくりーんの幅を詰めるため、カッターで切断。
小さい方を使うのだが、どうしても小さい方が不要パーツに見えてしまって注意が必要だった。
詰めたパーツを組み立てて完成。
小っちゃぁー!
金具を付ける。
取り付け完了!
閉めるとこんな感じ。
エコだ!
(自己満足)