今日は撒き餌杓の話を

杓はフカセ釣りを楽しむにあたり、
無くてはならないアイテムですね

磯釣り入門当時、釣り具屋さんに並んでる物を
財布の中身と相談し、適当に選んで使っていました。
当時、恥ずかしながら・・・
゛撒けりゃ何でもいいんやろ


ぐらいにしか思ってなかったんですねf^_^;
そんなこんなで何年経ったわけですが、
その頃、雑誌では宮崎の川野弘さんが他を圧倒する遠投釣法で
G杯グレを制した事が報じられました。
ある釣行で自分がどこまで遠投できるかを確認しましたが、
力一杯振り、右前でバチッと止める。(この頃は右打ちでした。)
飛ぶのは飛ぶんですが、
精度が悪く、撒き餌がとっ散らかっちまってどうもいけません

そのうち思うところ有り、杓を握るのを左手にしました。
右手は竿しか握らず、左手にて杓を振り、
リールも左手で操作する事に決めたのです。
左に矯正してまた数年が経ち、こだわり始めたのがこの頃で、
既製品ではなく、釣り具屋さんから折れた#2節を頂戴してシャフトとし、
グリップ(柄)を実家の山から切り出してきた竹にて造りました。

これは何ともいえない握り心地でそれなりに気に行っており、
最近もたまに私のロッドケースに入って同行しております

ところがもう一つ距離がでません。
そのうち、釣研から発売されたのがこちらです。

左利きと右利き用となっており、私は左利き用を使いました。
ウッドグリップはよく手に馴染み、使い心地抜群のモデルでした。
時間は経過し、次にメインとなったモデルがこちら。
↓

先代のウッドグリップと殆ど変らぬ形状ですが、
材質が変わり、左右の利き手種別が無くなりました。
こちらもメインで使用し、たくさんのグレを釣りました。
ところが・・・
”もっと長いものを使ってみたい
”

と思いはじめ、またまた釣り具屋さんで
シャフトの材料を頂戴し、造ったものが。。。

↓
勿論、距離(穂先から浮子)と時間(着水から当たるまでの)を考慮し、

自分の不注意で夜釣りの時、踏み折ってしまった釣研の杓

そのグリップとカップは取っておいたものです。
でもこれはシャフトが柔らかすぎてもうひとつでした
ザンネン

そして現在使っているのが・・・

マックフロートマスターMサイズの75cmハードタイプです。
画像のものはチヌ釣りのメインで使っていますが、
当初、思っていた飛距離も無事出る様になりました。
こうしてみますと杓も毎年の様に進化していますね

そしてグレ釣りで使っていますのが同じく
マックフロートマスターSサイズの80cmハードタイプ。

グレ釣りではこの一本がメインとなっており、
飛距離充分、良い感じの撒き餌打ちが可能となっています。

今のフカセ釣りでの撒き餌打ちは、
゛表面的、立体的に意のままの撒き餌で魚を操る。゛
これが殊の外大きな力になるように思えます。
勿論、距離(穂先から浮子)と時間(着水から当たるまでの)を考慮し、
海や魚の状況に合った仕掛けを組む事も大事でしょう。
私もまだそこまでの域に達するには程遠い訳ですが、
よく釣る人は例外なく撒き餌打ちの精度が抜群です。
私ももっともっと使い込んで、自分の手の様に自然に扱えれば
精度も上がってくるのではと思っています。
なにせ毎回の釣行が練習です。
毎釣行、一つでも目標を持って行きたいもんです

盆前、日曜の朝、そんな事を考えてつつ。



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