今夜は磯釣りに纏わるゾクッとしたお話を一つ

それは3年程前の話になります。
その日、ワタクシは某地区の磯へ単独で上がり、
クロ(グレ、メジナ)釣りを楽しんでいました。
それが珍しいコトに朝からチョーシがよく、
口太の30cm台中盤の型がメインながら40cmアップも混じり、
一人で存分に楽しんでいました

”ちょっと休み休み釣ろう”
とゆっくり弁当をパクついていますと、
地側から何やらザザーーーッ
というような・・・

タダ事やない音が聞こえてきました。
”なっ、何やぁ?(=◇=;)”
と思い、音がする方を見ますと・・・
箸を握って唖然としました。
げ!!
山崩れ!?((((((ノ゚⊿゚)ノ
山の一部が欠けて、土煙をあげて滑落してるぢゃありまっしぇんかっ!!

もし、釣り人が磯に上がっててあの範囲の地崩れが起きちまったら・・・
たちまち土に押し寄せられ、海に直行もありえます。
しかしあの滑落の中身が柔らかい土だけとは限りません。
中にはボーリングの玉ぐらいの石とか・・・
一トンを越えるような岩盤が剥がれた故の現象としたら、
逃げ場のない磯の上の人間なんかひとたまりもありませんね

波やウネリに気をつけるのはどんな磯でも同じと思いますが
船長NGで船が出なくてはいけませんし、自分の判断で釣行延期も出来ます。
ところが上がった後、夢にも思わないバカ波や地崩れは
防ぎようがありません。
いくら腕の良い船長でも、どんなに優れた気象予報士でも
自然を完璧に予測する事は不可能でしょう。
そもそも渡船を利用して上がるという事は
遠くまで逃げる道も無く、機動力も無い状況です。
私達はそんな場所で遊んでいる事をもう一度考えて、
毎釣行、ライフジャケットに磯靴は間違いなく、
正しく身につけるのが大事ですね。
背後にも気配りを。
海面には背を向けないように。
釣りで手に入れる楽しい一日。
全ては安全有りきですね。
毎釣行気を付けて、老いるまで竿を振って遊びたいもんです

寿老人
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