皆さん、おはようございマス

今朝は朝から道具洗いでようやく一息です

考えてみれば金曜の朝から昨夜23j時まで40時間一睡もせず。
いざ釣りとなりゃあまだまだ若いワタクシです

さて行って参りました10月終わり、時化の鶴見湾内

予報では完璧な雨予報。
おまけに波高2.5m+ウネリ有りです

もう週末の足止めはウンザリ。
一人は少し淋しいですし、撃沈食らって惨めな気持ちになるんもイヤなので、
ワタクシは白羽の矢を放ちましたが、
これをビシィィーーーッと受けてくれたのが所属クラブの先輩・瀧内さんです。
先の月例会の記事でも御紹介しましたが瀧内さんは筑豊・田川のお方。
その筑豊が生んだ釣り名人、故・斉田隆義さん。
余りにも有名な方ですが、瀧内さんはその名人と九州の磯を釣りまくって来られた
百戦錬磨のお方なんですな



まさに”クロの天敵”でございますが、
今回そんな瀧内さんと上がったのは白崎四番です。
”時化日ながらじっくり竿を振れ、まだ釣りになる磯で楽しむ。”
今回、第十八速見丸・速見光四朗船長は
渡礁時には珍しく何も言いませんが、船長の気持ちが見える様です。
出港が4時半と遅かった?ので今回は夜釣り無しで始めました。
明るくなってから船付で釣り始めた瀧内さん。

ワタクシ、思わず撒き餌の入れ方をジィィィィッと盗み見た時のシーンが上の画像です。
朝からわんさかと群がるキンギョを足元にクギ付けし、
精度抜群のコントロールで沖を狙われちょりマス

よく釣る方は独特の雰囲気があり、
最初の一投を見れば、かなり釣り込んできてるのが解ると言われます。
ワタクシは凡人なんであまり考えたコトはありませんが、
そんな目で見れば、やっぱしそんな雰囲気って解る気がします。
とか何とか思っているうちにアワセを入れた瀧内さん。
暫しのやり取りで手にされたのが、この本命です


47cmの見事なクロ

釣った直後に図ってたら48cmを超えるであろう良型デス

恐るべし鶴見湾内の実力!
そして瀧内さんのテクニック

シーズン開幕すると、どうしても、
沖と言われる大島や半島の鶴御崎に目が行きますが、
沖が時化た時の湾内。
シーズンに入ってから海況が良い時は釣り人が少なくなるので、
魚が守られてるのかもしれませんね。
この画像を取らせて貰った後、自分の釣り座に戻ろうとした時、
瀧内さんのロッドを横目に見た時、
ん!?なんゃ?

と二度見、ガン見して気付いたのでこの文字。
↓

前述の大名人のロッドです。
”今でも亡き師匠と一緒に釣りをされてるんや。。。”
人の繋がりというものはこんなに、ぶ厚いもの。
そう思うと、何となく熱いものが込み上げてきました。
斉田名人。
残念ながら私は貴方とお会いした事は有りません。
生前の貴方が関係を大事にされ、
釣りでいつも接してこられた瀧内さんは、
今でもこんなに貴方と釣りを楽しまれていますよ。
貴方のロッド、そして貴方が全国制覇した時のG杯ネームプレート、
貴方が作られた斉田ウキも。
瀧内さんは今でも貴方と一緒に磯に上がられているのです。

口では言い表せれないんですが、
素晴らしいという事だけは確かです。
釣りを通してそんな人間関係が育まれれば幸せですね!
瀧内さんは全回と同じように、このロッドで一枚だけ釣りあげられた後、
このロッドはロッドケースに大切に戻されました
時合いとみてワタクシも集中して竿を振ります。
その結果、どうにかこうにか三枚のクロを手にしました。
それぞれは・・・
”こりゃ40cmにゃ足りんやろな
”

”30cm有るな
”

”これは男の足の裏サイズ。今日の状況ならキープぢゃ
”

が感じたコトです。
シマアジが釣れ始めました。
”小さいけど美味い魚やから、どぉぞこっちへお越しください”
と3、4枚程、丁重にクーラーにお通しした訳ですが、
その後は下げ潮に入り、全くの鳴かず飛ばず





頼みのコトキュー剥き身もこいつにやられちまい、どうにもならず


これこそホントの潮時っちゅうやつですな

”んじゃ、いつもの如く、ばっくれるか
”

瀧内さんもOKとの事で、ごく自然に瀬替わりとなりました!(^^)!
ごく自然に。
ここポイントですよ

続く

寿老人

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