昨日、本日の夜釣り大会が中止になり、
惰眠を貪ってたところ呼び鈴が鳴った。
インターホンのディスプレイを見ると
長男・マサの友達か小学生くらいの少年の顔がじっとこっちを見ている・・・
「はい。」と言うと・・・
「まさき君居ますか?」
と言う。
「マサは遊びに行って居らんよ。」
と堪えると無言で踵を返し、エントランスを走り出て行った。
その姿を見届けると、喉の渇きを覚えキッチンの隅に行き、
冷蔵庫を覗くが入っている飲み物は牛乳だけだ。
゛そういえば昨日も今日も一歩も外に出てないな。゛
そう思い、財布と携帯を握り玄関の扉を開ける。
自宅は二階なのでエレベーターは使わず、階段で降りるわけだが
この階段が普通の幅には間違いないが案外狭い。
釣りの行き帰り、大荷物を抱えて上げ下ろしするのは
割と骨がおれる。
何度も階段を上がり降りして大荷物を
運んでいる私を見る同じマンションの住民は、
一様に驚きの表情を見せるか愛想笑いを浮かべる。
釣行時、行きは夜でも決して早い時間ではない。
むしろ深夜が多い。
帰ってくるのも一夜が過ぎで、翌日の夜が殆どだ。
もしかしたら変わり者と思われてるかもしれない・・・
それでも私は狭い階段で同じマンションの
別世帯住民に出くわすと、
「ぁ、すみません、大荷物で。
どうぞ通られて下さい☆」
と言って荷物を降ろし端っこに降ろし、
住民が通るスペースを明るのが毎度の事となっている。
エレベーター使ったら時間を占有して迷惑をかけるというのも、
理由の一つで私の方で階段を使ってるのだが。。。
そんな時に限って数世帯の方と階段で
出くわすのだから因果なものである。
その階段を降りて外へ出る。


マンション出口から目標物まで30mあるだろうか。

着いた。

私が好きなのはジョージアのビンテージだ。
私が飲んだ過去の缶コーヒーではNo.1の旨さと思っている。
百円玉1枚、十円玉2枚を投入し、
ビンテージのボタンを押す。

当然の事だが、間違いなく望みの商品がでる。

考えてみれば恵まれてる事と思う。
喉が渇いたと思えば、
ちょこちょこっと外へ出て好きな飲み物が買えるのだから。
時間が有る時はたかが自販機で缶コーヒーを買うだけで
こんな事で幸福感を覚える事も有るのだ。
夕方。
買ったビンテージを飲み、頭をすっきりさせて
夜釣りの釣行準備に取りかかった。
来週末は大会が開催出来ればいいなぁ

寿老人

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