絵本の笨の森の家

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名作絵本の紹介とオリジナル絵本の足跡

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ゆかいなかえる

ジュリエット・キーブス ぶん・え

いしい ももこ やく

読んであげるなら 3才から

じぶんで読むなら 小学校初級向き


たまたま生き残った4匹のかえるが文字通りゆかいに、生まれてから冬眠するまでの生活をリズミカルに描いた物語。
天敵のさぎが現れても、亀がやってきても簡単にかわしてしまう姿が楽しい。


卵のときに、ほとんどの卵が魚に食べられ、たまたま生き残った4匹が楽しく過ごしていく様子は、生について難しく考えても考えなくても生きていけるさという気楽さがある。と同時にたまたま生き残った。それで、ゆかいに暮らしている。というかえるの生活は、人生は全て選択できなくてもいいんだ、起ってしまったことの中で生きていけるんだという実感を感じさせる。

ひとつひとつのセンテンスが短いので読みやすく、単純な状況設定、物語の展開を追うだけでも子どもが楽しめる。


はなのすきなうし

おはなし マンロー・リーフ

え    ロバート・ローソン

やく   光吉 夏弥


表紙のかわいさに思わず手に取ってしまう絵本。

はなのにおいをかぐのが、子牛のころから大好きな牛のなんとものんびりしたお話。

まわりが駆け回ったり活発に遊んでいても、ひとりではなのにおいをかぐのが一番幸せだった。それではさびしくないのかと、おかあさん牛に心配されながらも、マイペースに育った牛が立派な大人になってから、ひょんな事で闘牛場につれていかれてしまう。

周りはその牛を勘違いしたり、田舎の牧場から闘牛場に連れ出したりするがその牛はどこに行っても至っていつもどおり、好きなはなのにおいをかいでいるだけ、、、。

騒ぎたてるのは、周囲だけで自分の好きな事をして自分を忘れなければ幸せに暮らせるんだというストーリーが、子どもを勇気づけるお話になっている。

男の子にも女の子にも。