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スタッフ&キャスト:

[監督][製作][脚本]ウォン・カーウァイ


[出演]

エリザベス(失恋した女の子)/ノラ・ジョーンズ

ジェレミー(カフェのオーナー)/ジュード・ロウ

アーニー(アル中の男)/デビッド・ストラザーン

スー・リン(アーニーノもと妻)/レイチェル・ワイズ

レスリー(ラスベガスの美しきギャンブラー)/ナタリー・ポートマン

第60回カンヌ国際映画祭にてオープニング作品・・・・・・・・・・・・

突然恋人に裏切られ、夜のニューヨークの街角に泣きながら立ちつくすはめになったエリザベスだが、カフェのオーナーに慰められ、彼とのあいだでほのかに芽生えるかのようだった恋愛感情を断ち切り(?)、単身アメリカを横断する旅へと出発する。だけど行く先々で彼女が出会うのもまた、さまざまな“傷心”を抱える男と女たちだった……。  


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ノラ・ジョーンズは、グラミー賞も受賞した歌手ですよね。本業が役者さんではないからかしら?素直な演技っていうのでしょうか。なんだか、とても自然体で、この役がよく合ってました。


アーニーに苦しいほど愛され、精神的その束縛から逃れようともがくスー・リン。演ずるレイチェルワイズは、ナイロビの蜂に出演していた女優さんだったのですね。この映画でも、印象的でした。美しいです。ギャンブラーを演ずるナタリー・ポートマンも美しかった。ノラは、とても可愛かったな~。


ジュードロウは、私のカテゴリーの中では、ハンサムには分類されていなかったんだけど・・・

この映画の彼は、すこぶる魅力的でした。女ってのは、どっかで、ジェレミーの愛し方に憧れてます。エリザベスのように愛されたいと言った方が早いのかな?エリザスを愛おしく思うジェレミーの横顔は、とても素敵でした。


極めつけは、ラストシーン。


カフェのカウンターにつっぷしてうたた寝するエリザベス。

ジェレミーは、それを見つめているのですけど・・

そっと、上からキスをするのですよね。


なんてアングルからの映像なんでしょ。・・・・

突飛だけど、素敵なアングル。


素敵なラストシーンでした。


  (でも、眠るエリザベスをジェレミーが見つめるだけで終わるってのも、いいかも~って少し思います)