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北イタリアのトリエステにやって来た異国の女イレーナ(クセニア・ラパポルト)が、金細工の工房を営むアダケル家のメイドに雇われる。それは周到に策を講じて手に入れた念願の職場だった。完璧な仕事ぶりですぐに主人夫妻の信頼を得ると、最初こそ手を焼いていた彼らの4歳になる一人娘テアの心も確実に掴むのだった。しかし、テアを慈しむイレーナの本当の目的を知るものは誰もいない。さらに、忌まわしい過去の黒い影が忍び寄る。
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『ニュー・シネマ・パラダイス』の巨匠ジュゼッペ・トルナトーレの監督最新作。
(彼の映画は、「海の上のピアニスト」なんかも有名。
この監督の映画の中では、私は「マレーナ」が大好きです。
「ニューシネマ・・」は、未だ観てません。ちゃんと観たい映画の一つです。
音楽は、ジュゼッペ監督おなじみのエンニオ・モリコーネ。
「マレーナ」も映像が綺麗で音楽が素敵だったな~。
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泣けました。
ストーリー的には、どうよ?って部分がないわけじゃないけど・・・
めっちゃ、泣きました。
全体的には、かなりに、シビアなんですけどね。人間の悪をばっちりと描いてますし・・
ヒロインだって目的の為にかなり酷いことしますよ。
でも、なぜだか、どっかで、人間の温かさも感じるんですよね。
この監督の映画って、いつもそうですよね。
今回のは、かなりドキドキのサスペンスです。
冒頭シーンは、結構ショッキング。
ヒロインの身に起こったことが、徐々に徐々に明らかになっていきます。
結構、お奨めです。
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あと、どうでも、よいですけど、
ヒロイン役のクセニア・ラパポルト。悲壮感漂ってますね。
リアルタイムの彼女とストーリーに織り込まれている回想シーンの彼女は、まるで別人。
髪の色だけの問題じゃあないですよね。
こういう女優さん好きです。