今回はレジンキット(ガレージキット)の洗浄について。

オリジナル作品「一番槍」のキットを使って、私が行っている洗浄方法をご紹介したいと思います。


パーツ数は7個。比較的少なめですね。

基本的にレジンキットはシリコン型から取り外しやすくするように、「離型剤」というものがパーツ表面に付いています。
(※最近では3DプリンターによるUVレジン製のキットも主流になってきていますが)

その為、キットによっては触った時にベタ付きを感じる作品もあるかもしれません。


離型剤が付いたままだと接着剤がポロッと取れてしまったり、塗装が剥がれてしまう恐れがあります。

なので離形剤を落とすのに、「洗浄」作業を行う必要があるんですね。

使う道具はこちら↓


・たらい 2個
・歯ブラシ 2本
・マジックリン
・キッチン用クレンザー
・ポリエステル手袋(ゴム手袋がおすすめ。)

それでは洗浄の準備に入ります。


片方のたらいには、全てのレジンパーツが浸かるくらいの水とマジックリン(画像では5,6回吹き付けるくらいの量)を混ぜ合わせたもの。

もう片方のたらいには、全てのレジンパーツが十分に浸かるくらいの量の水を用意。

マジックリンが混ざっているほうにレジンパーツを入れておきます。


タライからレジンパーツを取り出し、クレンザー少量を付けて歯ブラシで磨いていきます。
※肌荒れしないよう、両手に手袋を着けて行ってくださいね。

磨く方向を変えながら、磨き残しが無いようにゴシゴシと。


磨き終わったら、水だけ入っているたらいに入れておきます。

この一連作業を全てのレジンパーツに行っていきます。


全てのレジンパーツを磨き終えました。

水に浸け置きしているレジンパーツは一つ一つ取り出して、蛇口やシャワーなどで水洗いしていきます。

この時、先ほどとは別の歯ブラシでクレンザーを洗い落とすように磨きながら行うのが良いかと。


全てのパーツを水洗いしたらタオルやティッシュなどで水滴を拭き取り、キッチンペーパーの上で乾かします。

以上で、レジンキットの洗浄は完了となります!

少々手間が掛かりますが、是非ご参考にしていただけましたら幸いです。