先日、晴れ間に公園を散歩した。

今年は残念ながら紅葉の色づきがあまりきれいではないけれど、地には落ち葉の絨毯が敷かれてた。

そっと踏みしめて歩く足元から桜の匂いがたちのぼる。春の若い香りよりもっと深みを増した薫りというか。(春は花より葉が出始めるときに香ってたっけ?)

桜花のように、若さはひとつの価値だけれどそのまま持ち続けられるものではないから、時間をかけて桜紅葉のような深い彩りと薫りに変えてゆけたらな…。

今日お会いした方を見てその思いを重ねました。

長く人形制作をされていた方です。
私のためにと、しばらくぶりに絵筆を取ってくれました。