歯科衛生士の宮本です。
今回は、『食べる』をテーマに
してみたいと思います。

 

 

まずは、『食べる』仕組みについてです。


このイラストのように、口腔内で一連の動作を経て

我々は食事をしています。その他に、『目で食べ物と

認知する』『鼻で食べ物の匂いを嗅ぐ』『耳で食べ物の

音を感じる』など、実は無意識に食べているようで、

人間は様々な動作をしており、それら一つでも欠ける

だけで、食べる事が難しくなります。

 

 

これは、一般に考えられているもので

歯の本数によって、噛み砕けるものが

違ってきます。歯が無くても食べている人も

中にはいらっしゃるかもしれませんが、それは

本当の意味で食べているのではなく、口の中で

まとめたものを飲み込んでいる事になります。

 


この画像は普段、銀木犀で提供させて

頂いているものではありませんが、

上から順に、常食からペースト食になります。

 

いかがでしょう?
どれが一番、召し上がりたいと思われますか?
咀嚼、嚥下までの一連の動作、一つが欠ける事で

食べられる物や形が変わってしまうのです。

 


銀木犀の入居者さま達は、幸いにも今は、

ペースト食の方はいらっしゃいません。
ですが体調やメンタル面で、食欲が落ちて

しまわれる事もあります。


ですが、ご家族のお顔が見られたり、

差し入れて下さったお食事を、ペロリと

召し上がられる事があります。


そんな時、やはりご家族のチカラとは

何て素晴らしい、と改めて感じる次第です。

ご家族ほどとはいかずとも、これからも

入居者さま達が、いつまでも美味しくご飯を

食べられるよう、銀木犀のスタッフ皆んなで

サポートしていけるよう、これからも努めさせて頂きます。

 

 

 

ペタしてね どくしゃになってね!