こんにちは、歯科衛生士の宮本です。
今回は、食べることと口の汚れについて
お話しします。人が食べ物を飲み込む
までには一連の流れがあります。
上の絵を見ていただくと解りやすいかと
思いますが、この流れのどれか一つ
欠けても上手くいかないそうです。
しっかりと食べ物を目で見て確認し、
良く噛み砕き、舌で喉まで送り、
飲み込んだものが食道から胃に
送られるまでの事を嚥下と言います。
この動作がしっかりできる事で、
ムセる事なく安全に食事ができるそうです。
食後の口腔内で歯が残っている場合、
以下の場所は上下に関係無く
汚れが残りやすい場所になり、
歯を磨く際に注意が必要になるところです。 
ポイントになる場所の歯ブラシの当て方です。
この図は、下の歯の対してですので、上の歯を
磨く時は、歯ブラシの毛の向きを逆にして
歯に当てて磨くようにすると良いかと思います。
ただし、あくまで基本ですので、その方により
歯の本数、生え方、様々ですので、
自分に一番合った磨き方で磨いてください。
もし、ご家族様やご自身が食事をして
いらっしゃる時に、いつもと少しでも違和感を
持たれましたら下記のチェックポイントで
ご確認いただき、当てはまる所があれば、
歯科医院を受診されるか、掛かり付けの病院などに
ご相談されることをお勧めいたします。 



