やったぁ~!入居者、近隣の子供たち、スタッフ・・・
みんなで作った駄菓子屋さんがついにオープンしたぞぉ~! 
 銀木犀<鎌ヶ谷>の中庭に北海道から取り寄せたウッドの小屋を建て本物の駄菓子屋を作っちゃいました。子供たちや入居者みんなで塗ったニス、天候にも左右され時間がかかりましたがやっと完成しました。大変だったな~
 
街中でほとんど見かけなくなった駄菓子屋。私が子供のころは10円玉を数枚握りしめて
よく通ったものです。楽しかったな~!あのとき店番していたおばぁちゃんの笑顔、今でも覚えてる。最近ではコンビニや大型スーパーの一角で駄菓子の販売コーナーを目にしますが、何か違う感じがするんですよね・・・
 高齢者の住宅になぜ駄菓子屋をですって?
不思議に思いますよね。実はこの駄菓子屋、入居者が運営を行う目的で始めたのです。
銀木犀では入居者の方が無理なく自然にできることは入居者の方に行ってもらいます。
食事のときのお茶入れ、カフェの店員、カラオケだって好きな時に好きなだけ歌えばいいし
曜日や時間も設けてはいません。歌いたい人が好きな時に歌う!職員が次に歌う人を決めて番号を入力することも一切しません。行うことは入力の方法のみ入居者さんへ教える!それが自然、それが銀木犀流の考えです。介護の根底にあることは自立支援なはずです。それがどうでしょう?私たちが介護を勘違いしてしまい、入居する前はできていたことが行えなくなり
意欲までもが薄れてしまっている現実。できることを奪っているのは私たちなのかもしれません。銀木犀ではできる人ができない人にやってあげる「支え合う」気持ちを大切にしています。
そんな思いを一つの形に変え、入居者さんが店番をやってオープンしたのがこの駄菓子屋さんです。その為か最近では入居者さんが生き生きし介護度も下がる一方。元気になって自宅へ帰る方も激増しています。写真の入居者さんも介護度が下がり、毎日店番で大忙しです。

  
 最近では駄菓子屋の話題が子供たちのTwitterで広まり、週末には家族連れで大賑わいになっています。みなさんも是非銀木犀に足を運んでみてください。
「懐かしさやふれあい」にきっと出逢えるはずです・・・
 
 
 
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