最近あった小話を一つ。。。。。

体が動かしづらいのに毎日朝早くから
廊下をあるいて運動されているTさん。

お薬を渡してるときに
「あなたは長女なの?そんな気がする」と。

実はTさん、なんと9人兄弟だったとか!!
しかも長女で、弟や妹を背負って幼い頃から
家事の手伝いをしていたそうなんです。

昔は川で布オムツを洗っていて、近所の若い男の人に
そんな姿を見られるのがとても恥ずかしから、
誰もいないときにこっそりやっていたとか。。。。
今思うとなんでもないことだったのに、
若かったのね・・・と。

9人もいたらずいぶんにぎやかだったのでは
ないですか?と聞いてみると、これだけ兄弟が
多いから病気をしても栄養のあるものを食べさして
やれなかったり、今のようにすぐ病院に行けるわけ
じゃなかったから、今でも生きているのは3人だね。

今の時代はすぐ病院にも行けるし、ご飯はしっかり
食べられるし、とても裕福な時代なんだよね。
と仰っていました。

毎日の生活の中でのふとした瞬間に、
入居者の方の辛かった話や楽しかった話、
恋のお話しなんてのも聞けてしまうのが、
介護職の一つの楽しみだと私は感じてます♪





ペタしてね     読者登録してね