今日も、
玄関の花瓶は割れたまま。
10日ほど経っただろうか、
ずっとそのままだ。
ずぼらでだらしないまま大人になったんだな。
少年だった頃、胸を躍らせてくれた唄を、
就業時間中ずっと口ずさんでいた。
思えば、あの少年時代こそが反抗期だったんだろう。
俺はあの頃と変わらず、
大人に褒められるような馬鹿は嫌いだ。
月日が経っても、
忘れない唄があって、忘れない事が在る。
すごく幸せな事なのかもしれないと感じたが、
きっと世間一般で言う、ふつうってやつなんだろう。
だらしない体で、だっさい髪型で、下らない社会の一員になっても、
感受性だけは衰えてない。
それだけで音楽を続けていると言っても過言じゃない。
しかし、
大人になると、見なくて良かったモノを見なきゃいけないし、
やりたくない事もやらなきゃいけない。
自由なんてとっくの昔に使い果たしてるのかもしれないな。
とにかく、
rapperは働かなきゃならない。
これは教訓だ。
幸い、俺には全てを打ち明けれる仲間がいるから、
なんとかこの社会で生きていけている。
うだうだ言っても明日は来るし、多分、明後日もくる。
まあ、NAGETZは今日もSix-oh-eightのTEEを着て頑張っていた事だし、
明日も仕事に行ってみようと思う。
玄関の割れた花瓶も、
明日の朝片付けよう。
それで何か変わるなら、
それで良いんだと思う。
何も変わらなくても、
玄関は綺麗になるじゃないか。
それだけで良いんだよ。