みなさんこんばんは!
実は前からやりたいことがありまして、
<以前書いた小説をリメイクしよう!>
というものです( *´艸`)
このブログを立てて、最初に上げた小説です。
恥ずかしくなって非公開にしてました(笑)
内容薄い上に、リメイクされているのかされていないのか、雑な仕上がりです。
それでも良い方、どうぞ!
「ねぇ、銀さん?」
「あァ?」
「私ね好きな人が出来たの、誰だと思う?」
そう言って微笑みながら俺に言ってくる。
俺がお前の好きな奴知ってるってのか?
っつーか俺に答えろと?
ったく……ひでェ女だな。
「あー…総一郎君?」
「違ーう」
「じゃあ大串くん?」
「ブー」
「……ジミー?」
「違います! 本気で言ってる?」
大真面目に聞いてんですけどォォ!!
っていうか俺の知ってる男でモテる奴らそんくらいじゃね!?
「いや、お前に好きな奴が出来たとしても俺は知りません!」
「それはそうね」
「……即答かよ」
「ま、別に教えてあげてもいいけど?」
「…………」
なんでお前はいつも上から目線なんですかコノヤロー。
知りてェけど、俺は知っていいのかそんなこと……、
――俺が好きなのはお前だってのに。
「いや、いい」
「ええ!? なんで!?」
お前の好きな奴、知りてェけど知りたくねェ。
「俺にも色々あるんだよ」
「何それー。意味分かんないよ」
意味分かんねェのは俺もだけどよ。
「教えてやろうか?」
「え!? 教えてくれんの――」
ちゅっというリップ音とともに、目の前のこいつは目を見開いて動きが止まった。
理由は単純極まりないが、俺はコイツのおでこにキスを落とした。
こんな風にしか伝えられない俺を許せ。
俺は好きな女に「好き」とか言うガラじゃねーんだ。
おうおう、顔赤くなっちゃって……可愛いなコノヤロー。
ま、不意打ちでキスする俺も馬鹿だし、俺だって好きな女にキスなんてすりゃ赤くなるし。
つまりは今俺、顔赤いなオイ。
どーするよオイ。
惚れた女の前でそんなの晒せるか。
「んなァァァァァ!?!」
するとやっと我に返ったのか、今度はでかい声で騒ぎ始めやがった。
「騒ぐなうるせェ」
「だ、だっだって銀さんがァァァァァ!!」
「あー…はいはい 嫌だったのね、悪かった悪かった」
はぁー……俺もただの獣になり下がっちまったってか?
あー……もう俺立ち直れそうにな……ーー
「ま、待って! い、い……嫌じゃなかった!」
「……は?」
ちょっと俺でも驚いて間の抜けた声が出る。
嫌じゃなかったってお前それ……俺の期待が当たってりゃ……、
かなり嬉しいぞ。
「へー、嫌じゃないんだ? なんで?」
「え!? いや……それは……そのですね……?」
あ、ヤベー。
この反応アレだろ、絶対俺のこと好きだよね?
期待してもいいよね?
俺幸せ到来だよね?
「はい? なんだって? 聞こえねェなァ……?」
「……いいわ、どうせ今日言うつもりで来たんだもの」
「ふーん」
「一回しか言わないからちゃんと聞いてね?」
「あァ」
「………好き……、きゃっ」
衝動的なもんだと思う。
いや衝動なんだと思う。
お前を抱きしめたくて仕方ねェ。
刹那、俺は抱きしめていた。
「よーやく聞けた」
「へ……え!?」
「じゃ、俺のもよーく聞いとけ」
「う、うん……」
「愛してんぞコノヤロー」
好きは言わねェ。
けど、どうせ言うなら好きより上がいい。
だから愛してるっつーんだ。
終わり
さて、こんな感じに仕上がってました。
読み直してみた感想と言えば、やっぱり銀さん大好きです。
あ、記事をそのまま書き直したのでコメントは当時のままです!(笑)
よければ初めて読んだ方のコメントも欲しいです!でもそれはやっぱり欲張りですね!
自己満足ですけど、ちょっとこんな感じで更新繋いでいこうかなとも思ってます笑
ずるいですかね、すんません!(._.)
でもとりあえずこんな感じです!
2010-12-22-09:28:05の記事でした~(._.)