高まるテロの脅威、奈良県警と陸自が共同訓練　「武装工作員侵入」を想定

産経新聞 3月18日(水)7時55分配信

　奈良県警と陸上自衛隊第３師団は１７日、テロ事件などの発生に備え、双方の連携強化を目指す共同実動訓練を陸自長池演習場（京都府城陽市）で実施した。同様の訓練は平成１９年から行っており、今年で５回目。陸自隊員約５０人と県警警備課や機動隊員約３０人が参加した。

　訓練に際し、県警の木下禎晶警備第２課長は、過激組織「イスラム国」による日本人殺害事件や、尖閣諸島をめぐる中国の動向、北朝鮮のミサイル発射について言及。「日本人がテロの標的となる懸念が高まり、国を取り巻く環境も混迷の度合いを深めている。警察と自衛隊が緊密な連携を図ることで治安維持に一層尽力したい」と述べた。

有事の際、海外の邦人救出はしなくて本当にいいのか国民の耳に優しいことしか言わない国会議員の大問題

2015.03.18（水）織田邦男

時事通信が3月6日～9日に実施した世論調査によると、海外での邦人救出に自衛隊を活用することに「賛成」の人が34.6％に対し、「反対」は51.1％と慎重意見が上回ったという。

自衛隊を使わずどうやって救出するのか？

　現在の安全保障法制の与党協議では、受け入れ国の同意を前提に、海外で危機に陥った邦人の救出を自衛隊が行えるようにする法整備を検討している。

（私の意見）

国内で大規模なテロ活動など起きた時、私のような公募予備自衛官は「治安維持招集」にあたるので招集されないのではないかと危惧していましたが、「国民保護招集」の扱いであれば、十分にその任に当たれるのではないかと思っております。今年も訓練招集に参加するのでリアリティーを持って訓練に励みたいと思います。

さて、海外で邦人救出などを行う場合、そこ（現場）にいる予備自衛官をそのまま招集（携帯電やメールなどの連絡だけの緊急招集を有効にしていただく）していただければ海外旅行中の予備自衛官（予備自衛官手帳を携帯していれば）も邦人救出のお手伝いが出来るのではないでしょうか？邦人救出の為にまとまった自衛隊の部隊を派遣するまでには時間がかかりますし、現場に６人以上居れば最小の部隊構成が出来、邦人保護や本隊が到着するまでに事前準備の作戦遂行もできると思うのですが。。。自衛隊による邦人救出法案にこのあたり（予備自衛官の運用）も今後は日本政府に考慮願えれば幸いと思っております。また、この方法は例えば国内大規模テロ発生時にも役立ち予備自衛官による緊急部隊展開（日常生活を行いながら現場に居るため）が可能だからです。。。本職の自衛官に比べれば能力は劣ると思いますが、、、、予備自衛官の士気は高いのですから、、、法整備が整えば運用可能ではないでしょうか？

テロの脅威や邦人救出に予備自衛官も運用してもらえないでしょうか？