本日の読書感想文




スピノザの診察室​

​夏川草介

なにか文字を書きたいなーと思い立って5年ぶりに更新。


子育ても落ち着き、最近は自分の時間をたっぷり取れるようになった。

変わらず友と月1お遊びは健在で、オソロコーデでディズニー行ったりライブに行ったり電車で日帰り旅行したり

オバライフを全力で楽しんで生きているニコニコ


気の向くまま好きなこと綴ろうか看板持ち



あらすじ 


雄町哲郎は京都の町中の地域病院で働く内科医である。三十代の後半に差し掛かった時、最愛の妹が若くしてこの世を去り、 一人残された甥の龍之介と暮らすためにその職を得たが、かつては大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望された凄腕医師だった。 哲郎の医師としての力量に惚れ込んでいた大学准教授の花垣は、愛弟子の南茉莉を研修と称して哲郎のもとに送り込むが。



グッときたポイント 


間違えてはいけないよ、先生。医療がどれほど進歩しても、人間が強くなるわけじゃない。

技術には、人の哀しみを克服する力はない。勇気や安心を、薬局で処方できるようになるわけでもない。そんなものを夢見ている間に、手元にあったはずの幸せはあっというまに世界に呑まれて増えていってしまう。私たちにできることは、もっと別のことなんだ。うまくは言えないけれど、きっとそれは・・・・・・」哲郎は、また空を見上げる。

「階開で凍える隣人に、外套をかけてあげることなんだよ」



こんな人におすすめ 


優しいお話を読みたいかたニコニコ