ウィリアム王子に第2子誕生のニュース、イギリスばかりか日本でも散々報道されている。
まあ、良かったね。
そうは思うけれど、今いちぴんと来ない。
世界中に毎日沢山の命が生まれてきているわけだし、そのどれもが等しく尊いと思う。
血筋が高貴だとか、
長い間権力を掌握して来た家系の子供だからといって、国全体で祝うとか、ハッキリ言ってよく分からない。
「高貴な生まれ」という発想自体がそもそも理解不能だ。
人間の命や存在に、ハイアラーキーを付すことは、卑屈で不遜な行為だと思う。
ケージの中に閉じ込められて亡くなった子の命や、川崎で河に突き落とされて亡くなった子の命、津波にのみこまれた無数の命が胸をよぎる。
どれひとつとっても、かけがえのない命だ。
イギリスは思い入れのある国だけれど、第2子誕生に対する過度に熱狂的な国民の姿を見て、違和感と虚無を感じてしまった。
便乗する日本のメディアもおかしい。
伝えるべきもっと大事なことを忘れていないだろうか。
