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『この熱き私の激情』開幕です!

 

11月4日(土)から19日(日)までは

『この熱き私の激情』

~それは誰も触れることができないほど激しく燃える

あるいは、失われた七つの歌 が上演中でございます!

 

今作品は、カナダ出身の

女性作家ネリー・アルカンにフォーカスしたプロジェクト

Discover Nelly Arcanーネリーを探してー」の一環として上演されます。

ネリーが残した『Putain(ピュタン)』を始めとする

4編の小説の中の言葉をコラージュした作品となっております。

 

11月4日に行われた、

初日直前記者会見に参加させて頂きました!

記者会見には松雪泰子さん、小島聖さん、初音映莉子さん、

宮本裕子さん、芦那すみれさん、奥野美和さん、霧矢大夢さん、

そして演出のマリー・ブラッサールが登壇されました!

影の部屋に入る松雪さんは会見で

『死の直前の部屋で、死に向かっていくネリーの心情と

自分の中にある潜在的な痛みとがヒットする瞬間があり、

怖くて苦しくて身動きが取れなくなることもありました』と語りました。

また、男性の記者からの「観に来る男性のお客様に

この作品を見るにあたってアドバイスなどはありますか?」との質問に

『女ってこんなことを考えているんだと思ってもらえれば…』と

微笑みながら答えていらっしゃいました。

 

演出のマリーさんはこの作品について

『現代社会におけるプレッシャーを提示しています。

メディアから与えられるプレッシャーや、

自分以上の何かにならなければいけないというプレッシャー。

それは世界共通で男女を問わないものであり、

ネリーの物語を通して考えてもらえたらと思っています。

お客様には詩的な表現に感動してもらいたい、闇の中から光を感じて

持ち帰っていただきたいとも思っています』とお話しされていました。

 

劇場に入ると舞台上には

正面がガラス張りになった10個の箱があり、

その箱の中にはソファやベッドがあったり、

トイレのようになっていたりと

一つ一つが小さな部屋になっていました。

箱の中(部屋の中?)に閉じ込められた女性たちが

もの憂げに佇み、なんだかすこし怖さすら感じます…

 

とても個人的な感想になるのですが…

小さな箱の中が宇宙空間になったかのような

ダンサーの奥野さんの表現にとても鳥肌が立ちました。

歳を取ることへの恐怖、美しさへの渇望、

家族との確執、性、ドラッグ、宗教…

多分、私たちの生活と差ほど遠くない所に

ネリーは存在するのではないかと感じました。

 

7人の女性が描く、ネリー・アルカンの世界を

是非、劇場で感じて下さい。お待ちしております。