JR減便及び留辺蘂駅無人化撤回等を求める運動に
対するお礼と
今後の活動継続について


前略 JR減便、留辺蘂駅無人化等の問題では、これまで長期間にわたりご支援いただき誠にありがとうございました。

12月18日、知事宛て、JR北海道社長宛ての署名簿を、オホーツク総合振興局長、北見駅長に、それぞれ提出してきました。
たまたま、同日、北海道新幹線のダイヤ発表にあわせJR北海道が
これらの合理化を強行したことは、まことに遺憾であります。

 今回の減便は、老朽化した「キハ40系気動車」10の更新費用
20億円を負担することは困難とするのが、JR北海道の説明でした。
しかし、9月30日、同社が報道機関に発表した資料によりますと、この10両廃車した後も、故障が多発するとされる車齢39年の同型車が
6両残るほか、車齢36年の同型車40両、同35年車52両が残り、これらで運行しなければならないことになります。
しかし、来年以降も車両更新が困難だとしますと、道民は「第2次減便」「第3次減便」に襲われることになります。こうした事態が予想されるため、私たちは引き続き、減便など合理化反対の運動を進めることとしました。

 本年、石北本線は開通100年を迎えました。
JR北海道社長宛の送り状にもありますように、私たちは、この建設運動に奔走した野付牛初代社長前田駒次の遺志を受け継ぎ
この鉄道を200年後の世代に引き渡す決意の下に、今回の署名運動を起こしました。
 これからも、私たちはこの理想を忘れることなく、署名をはじめ、各種運動を広める決意であります。これまでのご支援に感謝するともに、今後もご支援をお願い申し上げるものです。

 なお、今回の提出署名数は、次のとおりです。

 JR北海道社長宛 2986筆 (内 団体署名71筆)
 北海道知事宛   2372筆 (内 団体署名71筆)

         石北本線の明日を考える住民の会
         構成団体 ふるさと銀河線沿線応援ネットワーク